この間から中国系の詐欺師で15年近くもお尋ね者だったノーマン・シューなる男が、ヒラリー・クリントンのために百万ドル近い献金調達をしていたという話しはすでに話題になっているが、ヒラリーの献金調達運動には他のもかなりうさんくさい奴らがうようよいるようだ。
パワーラインが引用したウォールストリートジャーナルによると、自分はクリントン支援者でもないのに上司や友人から頼まれて自分らの名義でヒラリーに献金をした後、依頼者から返金してもらったという例が結構出てきているというのである。
ヒラリーの献金運動のイベントで個人では最高規定額の4600ドルを献金したパメラ・レイトンさんという37歳の主婦は、自分と夫は上司から頼まれてクリントンに献金した額を上司から返還してもらったという。『私たち個人のお金ではありません。すべて会社のお金です」とレイトン夫人。「私はヒラリーが好きでもないんです。私は共和党支持ですから。」
レイトン氏の上司とはウイリアム・ダニエルチェック(William Danielczyk)というワシントン地域のビジネスマンで、献金調達の大物。しかし彼のやり方は前述のノーマン・シューと同じで、個人献金最高規定額を知人や部下の名前で献金させ、後にその分返金するという選挙運動に完全に違反する方法をとっている疑いがある。このやり方でダニエルチェックは知人や部下から12万ドルも調達したという。
ワシントン地域のあるイベントでは、ダニエルチェックの事業に投資した共和党のビジネスマンはヒラリーに献金した覚えは全くないにも関わらず、ヒラリーに4600ドル献金したことになっていると語っている。
自分が共和党支持者でありながら、ダニエルチェックとの個人的な関係でヒラリーに献金したことになっている人のなかにはダニエルチェックの実の母親、妹、や秘書その他の部下やその配偶者の名前が連なっているという。
ダニエルチェックはインタビューにおいて、共和党支持者でもヒラリーを支持する人がいても不思議ではないとうそぶいているそうだ。悪いけど、それはまずないね。
民主党支持者ですらヒラリーを嫌っている人は多い。普通の共和党支持者はヒラリーだけはやめてほしいという人がほとんどで、ヒラリーに政治献金をする共和党員がいたら今すぐ精神科のお医者さんに見てもらう必要があるだろう。
確かヒラリーには怪しげなインド系ビジネスマンの献金調達員もいて、どうもスキャンダルが絶えない。


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