このニュースの見出しをみて私は一瞬読み間違いをしたのかとダブルテイクをしてしまった。
中国が米国産の家禽類肉を輸入停止、サルモネラ菌検出と
え?中国が米国の製品を輸入停止?逆じゃないの? ところが中国は本気らしい。

北京——中国の国家品質監督検査検疫総局は13日、米国産の家禽(かきん)類の冷凍肉から食中毒の原因ともなるサルモネラ菌が検出されたとして輸入の停止を命じたことを明らかにした。ウェブサイト上で発表した。

また、冷凍された鶏のもみじ(足先の部分)でも抗菌剤の汚染が検出されたとして輸入を停止した。一部の豚肉も有害物質の検出で規制対象となったが、米国の業者は同総局の主張に反論している。
これらの菌、有害物質の検出の真偽は不明だが、米国では中国産の製品、食品などに有毒物質が発見されて輸入規制が加速しており、中国側の今回の対応の背景要因として受け止める指摘もある。
同総局は、自国製品、食品への安全性に対する懸念が海外で高まる中で、品質検査を強化したと主張。国営・新華社通信は先に、総局幹部の発言として、一部の業者に問題があったものの、輸出品の「99%」の品質に不備はなかったことが判明したとも報じている。

自分とこの「輸出品の99%の品質に不備はなかった」なんて、豚まんに段ボール入れて売ったり、毒入りペットフードを輸出したり、他国の人間を何百人も殺すような製品をろくろく検査もしないで10年以上も輸出していた国が今さらそんなことを言っても信用度ゼロだな。しかも今まで平気で輸入していた製品を、アメリカから輸入規制を課せられたら突然アメリカ製品から細菌発見なんて仕返しでやっていることが見え透いている。これだから中国とは「大人の付き合い」ができないのだ!
中国がいくら99%の製品に問題はないなどと言ってみても、アメリカでは中国製品に関する不振度が非常に高まっているため、この度ある食品会社は中国製の材料が入っていない製品に「チャイナフリー」の標示をつけることを明かにした。

ロサンゼルス(ロイター) 中国産食品や製品に対する不信感が世界的に増大するなか、米食品会社、フード・フォー・ヘルス・インターナショナル(本社・ユタ州オレム)はこのほど、商品に中国産の原材料が入っていないことを示す「チャイナフリー」のシールを導入すると発表した。
同社は、自然食品や栄養補助食品(サプリメント)、ペット用食品などを扱っている。「わが社の商品は、有機農産物を米国内で加工、包装している。化学薬品は加えていない」と、同社幹部は強調する。チャイナフリーのシールを付けることで、さらに安全性を印象付けるのが狙いだ。
フランク・デービス社長はロイター通信とのインタビューで、「中国産食品の問題が盛んに報じられ、消費者も不安を募らせているはずだ」と話した。チャイナフリーの表示は、同社の広告や販売促進キャンペーンにも使われるという。…

中国産の輸入品の品質管理が向上しない限り、こうした傾向はどんどんと強まり、そのうち中国産のものはアメリカではほとんど販売できないなどということになりかねない。いくら中国が報復としてアメリカ製品を拒絶してもアメリカは中国と違って衛生基準があるからアメリカの製品を受け入れたら中国の危険な粗悪品を受け入れるというような訳にはいかないのだ。これはどの役人にどれだけの賄賂を払えば事が収まるというような問題ではないのである。中国がそのことを早く学ばなければ中国の貿易業は崩壊してしまうだろう。


5 responses to 中国が米国産の家禽類肉を輸入停止? なんだそりゃ?

引力15 years ago

悲しいかな、貧乏人は危険承知で安物を買う。車しかり、友人インは半台(当て字です)という韓国製車に乗ってます。
遺伝子組み換え食品でも、安ければ眼をつむって買ってしまう。
汚染承知で安い中国産ウナギでも食べてみようかなと思ってしまうワーキングプアーも多いのでは、、、と。

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goda15 years ago

記事の雰囲気が微妙に変わってきたのは、中国のロビー活動の成果でしょうね。
下記記事でこの点に多少言及有り。
After Silence, China Mounts Product Safety PR Offensive
2007.07.14 Washington Post
http://extravaganza.at.webry.info/200707/article_7.html
米国産牛肉のサルモネラ菌の記事は私も一瞬勘違いしました(笑)
ダンボール70%、死亡した豚の肉30%の豚マン。
工場にはハエが飛び交い、設備には犬の糞が彼方此方。
これを何と・・・10年間・・。
あの悪辣な日本のメーカーも脱帽でしょう。
普通の人間の感性を超えています。
何と「シュール」な国で有ることか。

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goda15 years ago

追記:
何と、でっち上げだったそうですね。
国中がひっくり返りそうな時に、やるとは驚きです。
間違いなく「シュール」な国です。
ダンボールは60%に訂正。情報は正確に(笑)
ソニーは数百万個のバッテリーによる数件の爆発・出荷でリコールした。
無論、死者は出ていません。10-6の事故率―敢て言えば、技術水準の高い量産品としては素晴らしいと呼べる信頼性です―で数百億円の損失を引き受けた。
日米の安全性の現実と中国の現実には天と地の水準の差が有ります。
中国が戦術として米中間の「相互主義」を持ち出すなど、100年早い。
米国の関与政策が遅ればせながら効果が出てきたのでしょうか。だが、もはや本気で共産党政権の終焉を望む米国人がどれだけいるかは疑わしいのが残念です。
関連記事です。
Do You Know Who Your Next Meal Is Coming From?
2007.07.15 Washington Post
http://extravaganza.at.webry.info/200707/article_8.html

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Sachi15 years ago

godaさん、
でっちあげかなあ、あの段ボール入り豚まんは、、なんかタイミングが怪しすぎる気がします。もしかしてテレビ局の責任者が死刑なんてことになるんじゃないでしょうか?
私は政府が恥を隠すためにテレビ局がデマを言ったと責任逃れをしてるような気がしてしょうがないんですけどね。
カカシ

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goda15 years ago

 もちろん、中国政府の隠蔽工作の可能性も残っています。当の中国人も本音では半ば疑っていると思いますよ。何しろ、基本的には国家権力は「敵」ですから。
 ただ、今回は「死刑」は無いと思います。死刑は事実上隠蔽工作の証明と成り、しかも再度、中国は政治的都合で出鱈目に法を適用する「無法国家」だと世界に喧伝する事にも成る。既に中国は欧米型の広報戦略を利用しつつ有りますから、そこまで馬鹿なことはしないと思う。
仮に政府による、中国お得意の「捏造」工作=逆プロパガンダだとしても、中国の国家権力が「恐ろしい」事は、中国人の骨身に染みていますから、死刑にまでせずとも「口封じの脅しは」利くでしょう。
 12日に「ダンボール入り肉まん」報道が有り、18日に「捏造との報道」が有りました。6日も掛かったのがちょっと引っかかっています。この期間に中国政府が隠蔽工作をやった可能性も有るかなと。
 いずれにしても情報が無い。裏が有るとすれば何れ大紀元あたりから漏れて来るでしょう。日本の腰抜け大手メディアには何も期待できませんし、欧米メディアも中国に半ば屈していますからね。

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