イラクでのアメリカ軍によるシーア民兵取り締まりが厳しくなるなか、なんとカカシがイランの飼い犬ならぬ飼い豚と読んでいた、シーア民兵軍マフディ軍の親玉サドルが数週間前に家族のすむイランへ遁走していたことが発覚した。

「サドル師、2週間イランに滞在」と米高官
2007.02.14
Web posted at: 09:42 JST
– CNN
(CNN) 米高官筋は13日、CNNに対して、イラクのイスラム教シーア派の反米指導者ムクタダ・サドル師が、ここ2─3週間イランに滞在していると述べた。同師がイラクを出国した理由や、イラン滞在予定期間は不明とされる。
ただ、イラク関係筋はサドル師の出国を確認していない。また、同師に近い関係者は、同師のイラン滞在は「うわさ」だとして全面否定した。同師事務所は8日CNNに対し、同師がイラク中南部ナジャフに滞在中だと語っていた。
米当局者らは、ブッシュ大統領の指示による米軍イラク増派で、身の危険を感じたサドル師が出国したとの見解を示した。同師がイラク国内に不在の場合、同師を支持する民兵組織「マフディ軍」にどのような影響があるかは不明。
こうしたなか、イラク治安部隊のカンバル将軍はテレビ演説を行い、首都バグダッドの治安強化を目的に、イランおよびシリアとの国境を72時間閉鎖すると発表した。政府関係者がAP通信に語ったところによると、国境閉鎖は2日以内に実施される予定。また、イラク当局者はCNNに対し、検問所に爆弾検知装置などが設置する予定だと語った。
バグダッド市内の夜間外出禁止令は延長される見通し。また、イラク治安部隊は、民間人の武器・弾薬保有免許を一時停止する計画という。

APの記事によるとサドルの家族はもともとイラン在住だということだがイラン滞在は一時的なものだという見解が大きいようだ。
しかしサドルの出発はイラク政府が近隣のイランとシリアとの国境を72時間ほど塞ぐという発表をしたのと時期を同じくしていることから、国境が塞がれる前にイランへ渡ったものと思われる。しかし親分のサドルがイランに逃げたとなるとイラクに残されたマフディ軍の連中はどうするのだろうか?
イラクがサドルの帰国を許可しないという方法もあるが、この先どうなるのか注目される。


7 responses to イランの飼い豚サドル、イランへ蓄電!

kokunan_jerusalem67815 years ago

そもそも、サドルはとてもイラクを背負える男とは思っていませんでしたけどねえ…。

ReplyEdit
asean15 years ago

こんにちは、カカシさん
う~~ん、どうしてもカカシさん(方)は「イランと戦争をしたい」んですかね?
(イランを攻撃したい?でもいいですけど・・・)
前にも書いたように「イランを攻撃する根拠」が余りに希薄/曖昧なんですけどね・・・
まぁ~、いわゆる”イラン攻撃の口実”を探しているのかなぁ?
ブッシュ大統領がそうしたことを(個人的にでも)真剣に考えているとするならばですが
周囲に誰も止める人間が居ないんでしょうかね?
僕のブログでも書いたように、分かるんですよ!何を言われようが米国と米国人が”生理的に”イランが嫌いだ、ってことは。
だったらですね、今更”口実”も何もないでしょ?
高官だか何だか知らないけど「イラン製兵器が発見された」とかしょうもない枝葉末節の話を論っているけど
そうしたどうでもいい話がイラク復興(治安回復)と米国にどういう影響があるのか?という話は何一つ出て来ない
(つまり、アッタ!アッタ!という話だけですよね、イラク侵攻の初めと似てるけど))
複雑な関連性を何一つ具体的に証明出来ないで妙な状況証拠だけで生理的に嫌いだという部分をカバー出来る
口実が出来上がる、とでも思っているのかなぁ?
ここら辺りで、大統領もハッキリ言うべきですよ
「何がどうでも俺はイランが大嫌いなんだぁ!」って・・・その方が米国民も納得するんじゃないですか?
イラン攻撃論者さん方も、不確かな状況証拠(実は、それにもなっていないんですけど)なんかを
アアダ、コウダ言ってないで「イランなんぞは廃墟にしてしまえっ!」ってなシュプレキコールだけでいいんじゃないですか?
The Fightting Creedの真骨頂をあのイスラムの阿呆共に思い知らせてやれっ!でもいいですかね?(笑)
やるぞ、やるぞ・・・って言いながら、中途半端なことしかしないから、アフマデネジェドでもチャベスでも
タリバンでも、ビン・ラーディンにでも舐められるんすよ。
何をモタモタしているんですかね?ブッシュ政権は・・・
前にも書いたようにSSBN一隻で事足りるんです・・・経費対効果は抜群のモノがある。
本日の結びにJ.S.ミルの自由論の中にある印象的な部分を
 野蛮が全世界を支配していた時に於いてすら、文明は野蛮に打ち勝ったのであるから、
野蛮が既に十分に征服された後に於いて、それが復活して文明を征服するかも知れない等と告白するのは、
行き過ぎと言うものであろう。
 己の一旦征服した敵に負けるような文明は、先ず第一に、既に甚だしく頽廃していて、
それの任命した僧侶や教師も、又他のいかなる人物も、このような文明を擁護する為に立ち上がる能力もなければ、
又その労を取ろうとする意思もなくなっているに相違ないのである。
そうとすれば、このような文明が退去命令を受けることが早ければ早い程、なお結構である。
 このような文明は、悪から更に一層の悪へとますます悪化して行くばかりであって、ついには勢力旺盛な
野蛮人達によって、(西ローマ帝国のごとく)亡ぼされ、又更正させられる他はないのである。
・・・リベラリズムって怖いっすね。。。。

ReplyEdit
Sachi15 years ago

アセアンさん、
イランのイラク関与の証拠は希薄じゃないですよ。武器があったというだけじゃありません。イランの工作員が何人もイラクで捕まっています。しかもQodというイランでも政権に非常に近いエリート特別部隊ですよ。
私はアメリカがイランと戦争をすべきだといってるのではなく、イランにいつでも攻撃が仕掛けられる状態にしてイランのイラク関与をやめさせろと言ってるのです。
アセアンさんがいうように、アメリカは生半可なことしかしないからイランに馬鹿にされてるわけですから、今後イランがアメリカを馬鹿にしないためにもイランには強気で出なくちゃだめだと私は思うわけです。
軍事行使を切り札にしてイランに交渉の場に立たせようというわけですよ。アセアンさんの好きな外交による解決に一歩近付くわけです。
イランに核兵器を落とせとか言ってるアセアンさんよりは穏健派なんですよ。私は(笑)
カカシ

ReplyEdit
Sachi15 years ago

アセアンさん、つけたし、

高官だか何だか知らないけど「イラン製兵器が発見された」とかしょうもない枝葉末節の話を論っているけどそうしたどうでもいい話がイラク復興(治安回復)と米国にどういう影響があるのか?という話は何一つ出て来ない

これについては私はかなり詳しく説明したはずですけど読んでませんか? ゲリラ作戦が成功するためには武器供給は必要不可欠なのです。イランがシーアやスンニに武器供給を永久的に続けるならアメリカがイラクで勝つことは不可能です。
だからイランからイラクへの武器流入は絶対にとめなければならないのです。
イラク復興と治安安定にはイランのイラク関与を今すぐやめさせることが絶対に必要です。どうでもいいどころか非常に肝心なことなんですよ。
カカシ

ReplyEdit
asean15 years ago

う~~ん、あっ・・こんちはカカシさん
えっ?誰が外交が好きだ?って・・・(笑)
僕ですか?・・・まさかぁ~、結果を出せない外交程税金の無駄遣いっすからねぇ
(故に僕は現在のUNも基本的には信用してませんよ・・そういう意味では非常にイスラム的っすけどね)
軍事力を背景にした外交交渉・・・のことを仰ってるんでしょ?それも通常兵器の
僕のブログでも書いているようにですね、現在のイランを初めとするイスラム諸国の価値観(信念)と
米国型の価値観では外交レベルでは折り合いがつかないのは明白なんですよ。
(サウジやエジプト、湾岸産油小国は、米国からの莫大な支援があるから何気に新米を気取っているだけです)
イランと何を交渉するんです?
「イラクから手を引け!」ってな話は”交渉”じゃないですよ。
米国が普遍的なモノだ!と信じている風を装う自由・民主主義とイスラムこそが普遍的なモノだ!っと
間違いなく信じている側と何を妥協しようと言うのですか?
イランに関しては米国は民主化を要求していませんしね、あくまでも「イラクにチョッカイを出すなっ!」っという
要求を出しているに過ぎない。
(原発や核兵器開発にした所で、何時のことになるやらってのが本当の所でしょうし・・・)
Qodだかにした所で、冷戦中は米ソ共に「軍事顧問団」を派遣して代理戦争をやっていた訳だから
イランは単にそうした歴史を模倣しているに過ぎないですし、中東イスラム諸国と相互防衛条約を結んでいる欧州勢は
有事の際に自国軍を派遣するのではなく、武器供与の為の口実として締結しているに過ぎないですから
輸出した兵器が現地でどうなったか?なんてのは実際、分かっていないんで欧州製の小銃一丁でAKなら
10丁は購入出来る可能性が高いんで、必ずしもイランから直接買い付ける必要なんてないっすしね。
(補足逮捕されるエリート部隊員ってな話も少々、間が抜けていますよ・・・
因みにイランの”本当の”Qodの能力は大変なモンですよ・・・はは)
僕が言いたいのは、現状のままでは双方共何処にも妥協点が見出せないはずですから外交交渉には発展させられないのです。
(今のままではね)
ISGのベーカー達がイランとシリアを中東の安定の為に巻き込むべきだ!という言うのは
外交交渉でも協力を依頼することでもないと思いますね(何気には想像つきますが)。
しかし、ブッシュ大統領はその提案を拒否した訳ですから・・・残された道は
断固とした”懲罰攻撃”しか実は残っていない可能性が高い。
(恫喝も外交と同様で”言葉”でしかないのですから)
当然、中途半端な懲罰攻撃では、イラクと違ってイランは手強いですから確実な反撃をするでしょう。
そうなってからではイラクの治安回復なんて悠長なことは言ってられなくなるのは自明です。
同じ恫喝でも(アフマデネジャドに暴露されようが何だろうが)「米国は戦略核を躊躇なく使用するっ!」てなら
まだ少しは効き目があるかも知れない。
冷戦中でさえも実は、米ソ共にあの地域で核による何らかの事態が発生してもMAD等には到底なりえないという
ある種の合意があったと思いますので・・・まぁ~問題はありませんよ。。。

ReplyEdit
asean15 years ago

カカシさん、追加でね・・・ちゃんと読んでますです、はい。
仰ってる報道は、
事実かも知れないですが真実かどうか?が不明だ、
っと言うことです。
上でも書いたように、イランから直接武器を買い付けてどうするんです?
欧米諸国でさえも「ちょっと危ない政権には直接販売する」なんてことはしませんよ。
パキスタンかアフガン、シリア経由でヒズボラへ行くなずだった内の何割か?のイラン製兵器が
イラクに流れた可能性は確かに指定しませんし、エジプト、サウジなんかだとわざわざイラン製兵器を
買い付けてイラクへ流入させるなんてこと程度は平気でしょうしね。
つまり、本当に誰がそのイラン製兵器をイラク国内に持ち込んだのか?なんてことを大真面目に暴いたら
とんでもなくややこしい話が出てくる可能性が高いんですよ。
なので、此処は「全てイランが悪いっ!」ことにしちまおう!ってだけじゃないかなぁ?
それだけでも、米国はイランと交渉なんかする気はさらさら無いことは明々白々っす。
(する事柄も実はないですしね、DPRKとは訳が違いますよ、イランの周辺に同盟国が存在していないんだから)

ReplyEdit
In the Strawberry Field14 years ago

イラク戦争新作戦が花を見た2007年を振り返る。裏目に出たサドル派の潜伏作戦

2006年の暮れにアメリカ軍の新作戦が発表されて以来、シーア派抵抗軍のリーダーであるモクタダ・アル・サドルはシーア民兵らにアメリカ軍に抵抗せずにしばらくおとなしくしているようにと命令した。サドルはアメリカ軍の新作戦はうまくいかないと踏んでいた。いや、例え多少の成果があったとしても、不人気なイラク戦争をアメリカ軍が継続することは不可能であるから、しばらく大人しくしておいて、ほとぼりが冷めたらまたぞろ活躍すればいいと考えたのである。カカシは1月26日のエントリー、サドルの計算違いで彼の作戦には三つの問題…

ReplyEdit

Leave a Reply

Your email address will not be published.