や〜っばりね。採決するには票が足りないとカカシが予測した通りだった。まずはこの記事から。

イラク増派反対決議案、共和党が上院で採決阻止

ワシントン(CNNー2007.02.06) ブッシュ米大統領が先月発表した米軍イラク増派に反対する超党派決議案の本格審議が5日、米上院で始まったが、共和党議員らが採決を阻止した。上院の規定により、審議および採決の動議可決には60票の賛成票が必要だが、賛成49反対47と、共和・民主両党の議席数でほぼ割れる結果となった。
反対決議案は、共和党のジョン・ワーナー上院議員(バージニア)と民主党のカール・レビン上院議員(ミシガン)が各自の決議案を一本化したもの。ミッチ・マコーネル少数党院内総務(共和党、ケンタッキー)は、共和党側が作成した2つの代替案についても審議と採決を行うべきだと主張したが、ハリー・リード多数党院内総務(民主党、ネバダ)がこれを拒否。両者は先週末に協議したものの、行き詰まりは打開できなかった。
5日の本会議では、リード同総務がイラク新政策をめぐる「審議をつぶそうとしている」として共和党を非難。これを受けてマコーネル同総務は、共和党は「審議の用意がある」ものの、過程の「公正さ」求めて審議に反対している、と反論した。
マコーネル同総務が採決を求めている代替案は、ブッシュ大統領の戦略を支持する案と、イラク戦費の拠出継続を盛り込んだ案。共和党指導部は動議採決に強硬に反対しているものの、同党はイラク政策について一枚岩ではない。

民主党は多数派になって少数党の切り札が身にしみただろうか。なにせ民主党はこの手を使って何度もブッシュ大統領推薦の裁判官承認の採決を阻止していきたのだから文句は言えまい。戦争反対といって戦争予算を削るほどの度胸はないくせに、全く拘束力のない議決だけ通して立派に反戦運動やってる気分なんだからあきれる。
ところで、この議案の草案者であるへーグルとワーナーの両方の議員が採決に反対する票を入れたのには笑ってしまった。アルファベット順だったので共和党で来期の選挙では苦戦が予想されるミネソタのノーム・コールマン議員は最初のほうで採決に賛成の投票をして完全にバカを見てしまった。私がミネソタ住民なら次回はかなり考えるだろう。だが、彼のライバルはなんと反ブッシュの本を何冊も出版している人気コメディアンのアル・フランケン。ミネソタは大変だわな。


2 responses to イラク反増派議案、採決ならず

asean15 years ago

こんにちはカカシさん
民主党の場合はっすね、多数党になってペロシ迄議長に出してしまった訳ですよね。
ってぇことはですね、上院下院共に下手に大統領のイラク案を否決してしまうことになってしまえば
イラクに関する責任を取らなくてはならない羽目になる。
次期大統領選挙で民主党が大統領を出してしまったんなら仕方がないでしょうが、民主党独自の
対イラク政策、中東政策、対テロ政策等が明確に出来ていない状態で大統領案は何でも否決なんて、そう軽はずみなことは出来ない。
(イラク侵攻の理由なんかで弾劾なんて出来る訳もない、それこそペロシに全責任がおっかぶさる可能性すら出てくる)
今の所は、反対の姿勢は一応見せるが、結果としては何もしない(出来ないんだろうけど)ってな戦略でしょうね。
ご参考迄に
Whimsical diplomacy of the superpower:U.S.A

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scarecrowstrawberryfield15 years ago

アセアンさん、
議会には軍隊の規模やその動きを規制する権限がないので、ブッシュ大統領が提案した増派を含む新作戦を「否決」することはできません。ブラク・オバマなどはイラク派兵の数に上限をつけようなどといってますが、来期に大統領になりたい人間がこんな基礎的な憲法に無知だというのは恐ろしい限りです。
しかし、議会は予算を握ってるわけですから、イラク戦争をやめさせたいのであれば、ベトナム戦争当時にフォード大統領にやったように、戦争への必要経費を差しとめればいいのです。
大統領はお金もないのにいつまでも戦争を続けることはできませんからね。でも、アセアンさんもいうとおり、お金を差しとめれば軍隊が直接痛手を食う。勝てる戦争も勝てない。民主党は自国の軍隊を見捨てて勝てる戦争に負けたと後々いわれたくない。
それで拘束力もない愚にも付かない決議案ときたわけですね。でもそれすら通せないのだからしょうがない醜態です。
カカシ

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