イスラエル、イランへ核兵器攻撃の計画あり!

本当かなあという感じの記事ではあるが、一応紹介しておこう。今日のサンデータイムスによると、イスラエルはイランの核兵器開発基地を狙い核兵器を使って限定攻撃をする計画があるという。題して「イスラエルの対イラン核攻撃暴露さる!
この記事の内容はイスラエルの空軍の2中隊がバンカーバースタータイプの小規模な核兵器を使ってイランの濃縮ウラン施設を攻撃する訓練を行っているというもの。
この計画によると通常のレーザー援助の爆弾を撃ち込んで標的に向かって穴をあけ、そのなかに「ミニ核」を撃ち込もうというもの。地下深くで爆発するため放射能の散らばりなどを防ぐという考えらしい。
「命令が下り次第一回の任務、一回の攻撃でイランの核兵器開発計画は崩壊されます」と関係者は言ってるらしい。これはイランが核兵器開発に2年以内に成功するという情報がモサドによって明らかにされたことからたてられた計画だという。
イランの核兵器開発施設は地下深くにうめられているという話だから、イスラエルとしては通常の武器での攻撃ではこれらの施設を破壊することはもはや不可能であると判断したらしい。しかしながら、この計画が遂行されるためには、アメリカがこの攻撃を邪魔しない場合に限る。
イスラエルが攻撃の標的としている施設は:

  1. ナタンズ(Natanz)濃縮ウラン精製に必要な遠心分離機が何千とあるといわれている。
  2. イスファハン(Isfahan) ウラニウム還元施設。250トンにわたる濃縮に必要なガスが保管されているという。
  3. アラク(Arak)の原子炉、将来に核爆弾を作るに必要なプラトニウムが保存されているという。

イスラエル当局はこの三つの施設を破壊することでイランの核兵器開発を半永久的に遅らせることができると語る。これでイスラエルが「第二のホロコースト」を恐れる理由がなくなるというのである。
サンデータイムスによれば、イスラエルとアメリカはすでに何度もイランへの軍事攻撃に関する会談を繰り返してきたという。イスラエルがこの計画をあえて発表した理由はイランに圧力をかけ、アメリカに攻撃を促すこと、及びイスラエルの攻撃に先駆けてアメリカに予告しておくことにあるのではないかという意見もある。それというのも、新しい防衛長官ロバート・ゲーツ氏はイラン攻撃は最後の手段だと語っており、イランへの武力行使にあまり積極的な意見を述べていない。イスラエルとしてはこうなったら自分達次第だという考えがあるのかもしれない。しかしイスラエルがそのような攻撃に出れば昨日も書いたようにイランはペルシャ湾の原油輸送を阻止することは必定。となってくると、アメリカは否応なくイラン攻撃に巻き込まれるだろう。
私はアメリカによるイラン攻撃には賛成だが、その時期をイスラエルによって決められるというのは好ましい状況とは思えない。もしイスラエルがイランを攻めるのであれば、アメリカと前もって打ち合わせをした合同作戦であるべきだ。こちらが用意ができていないうちに状況が進んでしまうというのは決してよいことではない。
イスラエルのパイロットたちはすでにジブラルタルまで飛んでおり、イランまでの往復2000マイル飛行への訓練をしているものと思われる。またイスラエルからイランへの三つの飛行航路もすでに敷かれているらしい。
どうもイスラエルの訓練といい、アメリカの空母艦派遣といい、イスラエルとアメリカの合同イラン攻撃の布石がおかれているような気がしてならない。


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今こそイランを攻めるチャンス!

これは噂でまだ実際のことははっきりわかっていないが、イランの大教祖様であるアヤトラ・アル・コメイニーが病死したかもしれないという情報がある。イランで実際に権力を握っているのはなんといってもグランドアヤトラと呼ばれる聖職者。この間の選挙でもイランではかなりの権力争いが起きているようだから、今後も激しいお家騒動が期待できる。だとすればアメリカがイランを攻めるなら今がチャンスである。
先日アメリカ軍はイラクにいるイラン軍の高官数人を一時的に拘束したという話をしたが、彼等の持っていた書類にはどうやらイラク侵略計画が緻密につづられていたようである。パジャマメディアのマイケル・ラディーンによればイラク、シーア派の勢力者ハキム氏の自宅に集まっていたテロリストのなかにイラン革命軍のAl Quds部隊という特別に凶悪な部隊の高官がまじっていたという。しかもこの男のもっていた書類にはイランがイラクにおいてシーアとスンニ両方のテロリストを使って攻撃する壮大な計画が描かれていたというのである。イランがイラク情勢にちょっかいを出しているとは薄々勘付いてはいたものの、アメリカ諜報部が握っていたよりもずっと大規模なイランによるイラク攻撃計画が着々と進んでいたようである。
この情報はすでにブッシュ政権の耳にはいっているとのことだが、折も折り、すでに出動されている空母グループに続いて二つ目の空母とその護衛隊がペルシャ湾に出動されることになった。今回出動になるのはUSS John C. Stennis とそのストライクグループで、先に出動したUSS Dwight D. Eisenhower空母グループとあわせると16000人の水平がペルシャ湾に待機することになる。
だが、大事なのは水兵の数ではなく、戦闘機の数だ。これによってアメリカ軍は普通の戦闘機とヘリコプターをあわせて180機をペルシャ湾に出動させることになる。
ペルシャ湾の右端にあるホルムズ海峡は幅約32kgの狭い海峡でタンカー用の幅1.6kmの航路が二本引かれている。なんと世界中に供給される石油の1/4がこの道を通って輸送されるのである。イランを攻めるにあたって一番の脅威はイランがホルムズ海峡でテロを行うことだ。ヘズボラが石油タンカーをこの狭い航路で攻撃して船を二つ三つ沈めるようなことがあったら、この航路は一年は封鎖され世界中で石油大幅不足が起きるという大惨事につながる。原油もれによる環境破壊も世界最悪の規模となるだろう。
これは単にカカシの被害妄想ではない。歴史家のアーサー・ハーマン氏によると、イランは2006年の4月に大掛かりな海軍演習をやっており、その際いくつも対船ミサイルの試射を行いイランに楯を突けばタンカーなどいくらでも沈められるというデモンストレーションを行ったという。この演習は称して「聖なる予言者の戦争演習」また8月にはイラン軍はルーマニア所属の船に発砲した上乗船した。船の持ち主が誰か確かめるためという口実だったが、実際には西洋にイランにはどの国の船も安全ではないぞという警告を発することが目的だったことはいうまでもない。
ホルムズ海峡は確かにイランからの石油輸送にとって非常に大事な場所である。だが、それをいうならイランにとってもこの海峡は非常に重要な航路だ。イランはホルムズ海峡を手に取って世界をコントロールしようとしているが、アメリカはこれを逆手にとってイランをコントロールできるとハーマン氏は語る。それをどういうふうにするのか、下記がハーマン氏の提案だ。

  1. まずホルムズ海峡を通る石油輸送を阻止する国はどこであろうと容赦しないと発表する。
  2. その脅しを証明するために対潜水艦船、戦闘機、じ来除去装置、イージスBMDシステムなどを含む空母艦バトルグループをペルシャ湾に派遣する。むろんこちらの潜水艦も含む。
  3. アメリカ一国によるイランの石油タンカー通行を封鎖。イランから出る石油、イランへ入るガソリンなどを完全阻止する。ほかの国の船は自由に通過させる。
  4. イランの空軍基地を徹底的に攻撃し、イランの空の防衛を完全に破壊する。
  5. イランの核兵器開発地及び関係基地、インフラなどを攻撃する。
  6. そしてこれが一番大切なことなのだが、イランのガソリン精製施設の徹底破壊である。
  7. アメリカの特別部隊がイラン国外にあるイランの油田を占拠する。

イランは今非常に厳しい状況にある。ハーマン氏は我々はそれを最大限に利用すべきだという。

イランは非常に大きな石油輸出国であるにもかかわらず、なんとガソリンの40%を湾岸諸国を含む外国からの輸入に頼っている国なのである。精製施設がなくなり保存施設も破壊されれば、イランの自動車、トラック、バス、飛行機、戦車および軍事機器がすべて乾いてしまう。これだけでイランはイラン軍による反撃など不可能となってしまうのである。(イランの海軍は年老いて破損が激しい。一番の財産であるロシア製キロ級潜水艦は港を出る前に破壊してしまうべきである。)

これでイランをコントロールすることが可能だとハーマン氏はいう。ミスター苺は同時にイスラエルがヘズボラをたたくことを提案している。
さて、ハーマン氏のこの提案は2006年の11月に発表されたものだが、これを念頭において先に紹介したロイターの記事を見直してみよう。すでに派遣した一つのバトルグループについで二つ目のバトルグループを送り出すということはブッシュ政権は本気でイランを攻めるつもりだとは考えられないだろうか? 我々はBMDや潜水艦の派遣などという機密情報は知る由もないが、分かっているだけでもかなりきな臭い状況になっていると想像できる。
都合のいいことにこの作戦は議会の承認を必要としないため、ブッシュ大統領がその気にさえなれば彼の一存で実然させることができる。
第一この作戦における利益は膨大なものがある。

* イランの台所はすでに火の車、これで経済破たん間違いなし。
* この攻撃がきっかけで支配者層のムラーたちに対する国民の奮起がるかもしれない。
* イランの資金援助なくしてはシリアのアサード政権も長持ちしない
*イランの援助なくしてはヘズボラは行動できなくなる。
* イランの援助なくしてはイラクのサドルも資金不足で人気がた落ち。
* アメリカがほんの数年で、アフガニスタンのタリバンを倒し、フセインのバース党を倒し、イランの支配階級を倒したということになれば、イスラム教過激派のジハード信教者の士気も萎えて志願者の数も減るだろう。

イスラム教社会は強者に付く社会だ。アメリカ文化のように弱い者の味方をするという慣習はない。だからヨーロッパ風の妥協は全く通用しない。だが、アメリカが圧倒的な勝利をおさめれば彼等も感服するだろう。
この作戦は今すぐにでも可能だ。問題は我々にその意志があるかどうかということだけである。


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北の国粋主義にあこがれる韓国

どうして民主主義と資本主義を取り入れた韓国が宿敵であるはずの北朝鮮を何かと支持し援助するのか。その理由は韓国人の北朝鮮の国粋主義と朝鮮民族至上主義へのあこがれと同調にあると語る学者がいる。韓国の大学で北朝鮮研究をしているブライアン・マイヤー教授がその人だ。(Hat tip North Korea Zone)
ウォールストリートジャーナルに載ったマイヤー教授のエッセイーから紹介しよう。

(韓国の)この支持は南北再統一を早めようという理由からではない。それは韓国はなるべく延期したいと思っているくらいだ。また餓えている子供たちへの思いやりからでもない、今や救援物資がどこへ行くのか誰でも知っている。 いや、北朝鮮を援助したいと思う気持ちはイデオロギーの共通点からくるものが大きいのだ。韓国人は北のパーソナリティカルトに苦笑いをしながらも、朝鮮人が純粋な血族でその善良な気質からどん欲な外国勢力の犠牲になってきたという平壌の見解に同意しているのである。韓国人北朝鮮と同じように朝鮮民族は世界の無垢な子供たちであり、悪いのはすべて外国人だという考え方をする傾向がある。北朝鮮はこの考えをもっと力強く表現するが、北朝鮮と韓国の間には西と東ドイツとを分けていたような明かなイデオロギーの違いは存在しない。 ボンはOstpolitikをする時に鼻をつまみながらやっていたが、ソウルはサンシャイン方針を平壌への敬意からおこなっているのである。

マイヤー教授は韓国が国の経済の発展のために国粋主義を犠牲にしてきたが、それに関して後ろめたさを感じている。だから北朝鮮の純粋な国粋主義に少なからず劣等感をもっているのだという。
無論、韓国も金正日の乱暴な言動を好ましいと思っているわけではない。だがそれでさえも外国からの圧力が北朝鮮を追いつめかえって煽っているのだと考えている。数カ月前の北朝鮮の核実験を批判する韓国人は多かったが、アメリカなどが経済制裁の話をはじめた途端、批判は北への同情へとかわってしまっった。だがこの同情は常に韓国から北朝鮮への一方通行であり、韓国の好意が北から返されることは絶対にない、とマイヤー教授は語る。
さもあらん。北朝鮮が自分らが至上最高の民族だと考えている以上、韓国が北に迎合し仕えるのは当たり前だと考えるだろう。北朝鮮は韓国人が異人種結婚を認めていることをかなり軽蔑している。特権階級である北朝鮮が奴隷階級の韓国に同情など示す必要があるはずがない。どうしてそんな簡単なことが韓国人にはわからないのだろう。
さらにマイヤー教授は、北朝鮮のイデオロギーを理解せずに、北朝鮮をスターリニストの共産主義と思い込んで、ロシアや中国を含めた6か国会議でことの進展が望めると考えるのは勘違いもはなはだしいという。

北朝鮮は中国やロシアのいい分に耳を傾けるようなイデオロギーを持った共産主義国家などではない。北朝鮮は生粋の国粋主義者であり、同席の出席者を全く信用していない。であるから「統一した前線」などといってみてもそれはただの言葉でしかない。この会議は単に韓国の北朝鮮への同胞感を高めただけである。今後も韓国からは金正日への資金援助は十分におこなわれるであろうし、その資金は武器生産に使われるであろう。 アメリカがいくら北京にもっと北朝鮮に圧力をかけるようにと要請してみても、同盟国である韓国に対してなにもできないアメリカが中国に何を期待してみても無駄だろう。

韓国は北朝鮮とは同じ国とはいえない。たとえ血族でも北朝鮮は韓国を攻めた敵であり、停戦中とはいえ朝鮮戦争は完全に集結したとはいえないのである。それに比べて韓国が現在目の敵にしている日本は確かに過去に朝鮮半島を侵略したが、それは北朝鮮が韓国を攻めたのよりも前のことだ。しかもその戦争は日本の敗戦という形で終わっているし、今の日本の政府は軍事独裁主義から民主主義へと生まれ変わったまったく別の政府である。だが北朝鮮の政府は韓国を攻めた時と全く同じ政権だ。それを同民族というだけで支持する韓国のやりかたはあまりにも原始的である。
北朝鮮は韓国からも何百人という人間を拉致している。北朝鮮は韓国人を同族だなどとは考えていない。ノムヒョン大統領が本気で北朝鮮からミサイルが飛んでこないと思っているのだとしたら気違い沙汰としか思えない。ノムヒョン大統領の支持率はたったの10%というから、一般の韓国人は大統領ほど愚かではないのだろうが、それでも血にまどわされて本当の味方である日本やアメリカを敵にまわす行為はすぐさま改めて欲しい。


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夢いっぱいのドリームガールズ

同名のブロードウェイミュージカルの映画化だが、人気歌手のビヨンセ・ノールズを主役のディーナ・ジョーンズに起用、脇もジェイミー・フォックス、エディ・マーフィ、ダニー・グラバーなどで固めた大作。すでにゴールデン・グローブ賞にも主演女優、助演女優、助演男優などでの部門でノミネートされていたし、昼のトークショーでちらっと見た予告編でも歌の出演者の歌唱力には感服していたのでかなり期待して観にいった。そしてその期待は全く裏切られなかった。とにかくすばらしい!
映画の舞台は1960年代初期のデトロイトあたりからはじまる。地方の黒人観客専門に活躍していた歌手たちが、黒人市民運動を背景に、だんだんと人種のバリアーをこえて白人観客にも受け入れられいく時代である。そんななかで架空の黒人女性三人ボーカルグループが下積みからスターダムへとのし上がる姿が描かれている。

DreamGirls

ドリームガールス


シカゴで女友達の三人組、ディーナ(ノールズ)アニカ(ロレル・ロビンソン)エフィ(ハドソン)はドリーメッツ(後にドリームスと改名)としてエフィの弟CCの曲を歌ってコンテストに出たのがきっかけで中古車セールスマンをしながら興行師をやっていたカーティス(フォックス)に出合う。カーティスは人気歌手ジミー(マーフィー)のマネージャーのマーティ(グラバー)を説得してドリームスをバックアップコーラスにしてもらう。
ミュージックマネージャーとして才能のあるカーティスの強引なやり方はジミーとドリーメッツの人気をどんどんあげていくが、古い考えのマーティはついていけず去っていく。三人は念願かなってやっと独立しドリームスとしてしてデビューすることになるが、カーティスの独断で声も体もちょっと太めのエフィーではなく細身で美人のディーナがリードになる。歌は自分が一番うまいと自負するエフィーは不満をあらわにするが、弟のCCに「家族じゃないか、一緒にやろう」となだめられてしぶしぶ承諾する。
ドリームスとして人気が上がるにつれ一旦はリードボーカルをあきらめたエフィーだが、いつまでたってもバックにおかれていることに不満がたまり、グループの調和を強調するカーティスと噛み合ず何かと衝突しはじめる。テレビの録画中に立ち去ったのを最後にエフィーはグループからはずされ、恋人としてもカーティスから捨てられてしまう。
エフィー抜きで人気のあがるドリームスだが頑固なカーティスと衝突するのはエフィーだけではなかった。個性的で時代背景を反映した曲を書こうとするCC, 新しいイメージと音を求めるジミー、女優として羽をのばしたいディーナ、それぞれの芸術的才能がカーティスの頑固なビジネスの思想とぶつかりあって、一度は家族としてスタートしたグループの結束はじょじょに崩れていく。
ドリームスはダイアナロスとスプリームスをモデルにしたようなグループなのだが、主役のビヨンセはもとより新人のジェニファー・ハドソンの声はすばらしく力強い。キャリアの面からいえばデスティニーズチャイルドという女性ボーカルグループ出身のビヨンセのほうがずっと先輩だが、この映画は完全にハドソンの出世作になっている。演技といい歌といい彼女のほうがずっと印象的だ。エフィーが仲間から見放され恋人だったカーティスからも捨てられるシーンで歌う有名な”And I Am Telling You I’m Not Going”は胸をうたれる。(思わず泣いてしまった!)
助演のなかでも特に光っているのがコメディアンとして有名なエディ・マーフィー。人気絶頂の時ドリームスをバックアップに使っていたのが、人気を追い抜かれ、昔のイメージから抜けきろうと新しい音を求めながらも人気プロデューサーになったカーティスの手中から抜けきれずに葛藤する中年歌手。軽い演技が多かったマーフィーだがここでは実にコクのある味をだしている。マーフィは若いころレコードも出したことがあるので、歌えることは知っていたが、もしあの声が吹き替えでないとしたら歌手としても十分通用する熱唱だった。
ただ、ミュージカルとして徹底的に歌で筋を運んでいく形にするのか、歌手が歌手として歌うときだけ歌う形にするのか、一貫していないように思えた。映画の前半ではほとんどがドリーメッツやほかの歌手の舞台での演奏なので、歌手でない設定の登場人物が突然会話のかわりに歌い出すとちょっと違和感があった。
しかしエフィとほかのメンバーたちとの口げんかがそのまま歌になっていく”Heavy”のシーンはそれぞれの女性歌手たちの個性がでていて非常に迫力があった。欲をいうならもっとああいう場面を増やして欲しかったな。
欲が出たついでにいわせてもらうなら、私はダンスがすきなので、ミュージカルといえば歌と踊り。ドリームスの後ろで若い男性ダンサーが踊る場面があるので、もっとダンサーの振り付けが見られるようなカメラワークにしてほしかった。どうせ1960年代のテレビ番組を描くなら、カメラワークも当時のテレビの真似をするくらいの徹底さがあってもよかったのではないだろうか。決してダンスや振り付けが悪いわけではないのだから、カメラマンの才能をいかすより、ダンサーたちの才能を最大限に表現してほしかった。しかし振り付けがいまはやりの体全体にけいれんをおこしてるような醜いものではなく、指の先まで神経をつかったのびのびしたものになっていたのは懐かしくもあり新鮮だった。
私はこのミュージカルが若いひとたちの間で人気を呼んでいることに非常に喜んでいる。この世にはラップ以外にも音楽はあるのだということを知ってもらうことと、黒人ミュージックといえば、ラップが破壊してしまうまでは昔は歌謡曲の先端をいっていたすばらしいものだったのだということを若い人たちが改めて知ってくれることは、今後の音楽界にとっても非常に良いことだと思う。
映画全体に流れるすばらしい曲の数々。ハドソンが哀愁をこめて歌う”One night only”, ビヨンセのソロ”listen”,
フォックスの”When I First Saw You”など私は舞台のミュージカルを観ている気分で、一曲終わる毎に拍手を送っていた。
ミュージカル映画としては最近まれに見るすばらしい映画になっている。是非ぜひごらんあれ!


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日本の恥DJ OZMA破廉恥演技が米紙でも話題に、、、

Update 追記をおよみください:
カカシはアメリカ生活が長いので日本の人気歌手など全然しらないのだが、ここ数日DJ OZMAという歌手の話題がのぼっているのに気が付いた。どうやらこの歌手は普段から奇想天外なハレンチ演技で評判らしいが、なんと由緒あるNHKの紅白歌合戦においても自慢の裸演技をやってしまったようである。(Hat tip Mike Ross) しかもそのあまりの破廉恥ぶりがアメリカのメディア、ロイターにまで取り上げられてしまったのである!
ロイターの記事ではトップレスに見える肌着を着た女性たちがちいさなビキニ姿で踊りまくり、視聴者から250件もの苦情の電話がはいり、司会者があれはボディスーツですといって生で謝る異例の状態がおきたと書かれている。しかしながら、実際はもっとひどかったようだ。

ド派手なパフォーマンスを披露して会場を沸かせたDJ OZMAだが、本人の意思とは懸け離れた部分で思わぬ騒動を起こしてしまった。OZMAの横で踊っていた“胸を出した”女性ダンサーの姿を見た視聴者から「女性が裸で踊っているのでは」と約20分間で約105通の苦情が殺到したのだ。
 予想外の騒動に徳永英明が歌った後、総合司会の三宅アナが「あれは裸ではなくボディースーツです。誤解を招いて申し訳ありません」と前代未聞の生謝罪をするハメに。女性ダンサーはラストにはパンツを脱ぎ、こ間に仕込んだ“OZMAのシンボル”きのこも見せ、これも苦情に拍車をかける結果となった。

DJ OZMAは今後NHKは出場禁止にされるべきであるが、このような歌手を出場させた紅白のプロデューサーにも多いに責任がある。なぜなら、DJ OZMAはリハーサルの時点ですでにハレンチ行為をすることを予言していたからである。

 リハーサルに臨む前、記者たちに囲まれたOZMAは「これが最後の会見になるかも。臭いメシを食ってくるかもしれません。NHKを出禁(出入り禁止)で済むんならラッキーですよ」といきなり意味深発言で会話をスタートさせた。
 当初から言われていた演出のイリュージョンについても内容には言及せず、「とりあえず脱ぎます。あの小林幸子さんと対峙するわけですから、ガチンコでチ● コみたいな。タオル1枚でくるりと回ってみたんですが、絶対見えているんですよ。初出場会見でも火をつけるって言っちゃったし、イ●毛ファイアーですね」と会話がどんどんエスカレート。
 揚げ句の果てには「もし出ちゃったらゴメンねと両親には言っておきました。スッポロコンサドーレで視聴率より膨張率です。やるっきゃない。NHKは後悔すると思うよ」と言いたい放題だ。
 その言葉に芸能界のご意見番、和田アキ子(56)は「それは無理やろ。本当に出したらウチも出すでー」と一笑に付したが、北島三郎は「出したら張り倒す!! 遊びと違うんだぞ。ここはストリップ劇場じゃない」と激怒り。OZMAは早くも白組のリーダーににらまれてしまった。
 同局の吉田豊久プロデューサーはOZMAの開チン発言に「えっ!? そんなこと言ったの」と一瞬驚いた表情を見せながらも、「何も心配していません。それ以上にもっと凄いサプライズが用意されているので」と一蹴。あっと驚くイリュージョンに、事前に注目がいかないよう話題をそらしたOZMA一流の前ふりと言わんばかり。

私に分からないのは、DJ OZMAの横で踊っていたダンサーはDJ OZMAによる演出で彼女たちの衣装はNHKは全く関知していなかったのか、それとも番組プロデューサー自身による演出なのかどうかということだ。もし女性ダンサーの衣装は歌手の演出したものでないのだとしたら彼がそのことで罰せられる義理はないが、(キノコを出した時点で私としてはすでにバツだが)紅白のプロデューサーには断固たる処分がされるべきだし、NHK自身が放送協会に多額の罰金を支払うべきである。
紅白といえば家族だんらんの時間であり、幼い子供も多くみているはずである。大人に人気のある歌手だからといって、子供がみている番組でこのような演出をする歌手やプロデューサーの常識を疑う。青少年の性犯罪が増えているなか、天下のNHKがこのような行為をするとは嘆かわしい。しかも外国でこんな記事を読まされるとは全く恥かしいったらない。
アップデート: あるだろうなあと思って検索してみたらやっぱりあったYouTubeのビデオ。リンク先は下記。どうみても女性はトップレスに見えるし、最後にはあそこに葉っぱ一枚という格好になる。女性も男性もほとんど下着一枚状態での踊りが延々と続く。最後の一瞬だけで生だったからどうしようもなかったというような言い訳では絶対に通用しない長さである。
http://www.youtube.com/watch?v=VD88vyrtvEU
アップデート2: 二日現在の記事を発見したので添付する。DJOZMAのキノコ姿写真もリンクでみられる。下品なのでここでは張りません。

“フリチン”姿で闊歩するDJ OZMA。過激な演出で騒動を巻き起こしたが、平均視聴率は「アゲ♂アゲ♂」とはいかなかった…

 昨年大みそかに放送された「第57回NHK紅白歌合戦」で、DJ OZMAのパフォーマンス中、女性ダンサーが着用したボディースーツが全裸のように見えたことに対し、1日午後11時までに、NHK視聴者コールセンターに計750件の抗議や問い合わせの電話が寄せられていたことが2日、分かった。
 NHKによると、OZMAのパフォーマンス中から電話が鳴り始め、大みそかの番組終了の午後11時45分までに252件に。内容は「ふざけすぎだ」「ボディースーツとはいえ、あの衣装は子供の見ている時間にはふさわしくない」などで、1日までにさらに約500件が上積みされた。
 「演出はOZMAの独断で行われた」とするNHKは、番組終了直後に所属事務所とレコード会社に口頭で抗議。当初は、「出入り禁止にすべき」と声を荒らげる紅白スタッフもいたが、現時点では、“懲罰”の話は出ていないよう。NHKはこの日、鈴木部長が「視聴者の皆さまに不快な思いをおかけしたことを改めてお詫び申し上げます」と謝罪した。…
★ロイター通信などで世界に
 世界中に衝撃!?DJ OZMAのハレンチパフォーマンスについてロイター通信などが1日、「日本のテレビ局が大みそかの“トップレス”ショックに謝罪」と報じた。米人気歌手、ジャネット・ジャクソン(40)のスーパーボウルでのオッパイポロリ騒動(04年)を引き合いに出し、NHKに苦情が殺到したことを伝えた。
 これを受け、米ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト紙も2日付で「大みそかに衣装の不具合」と報道。ヤフー!インドのニュースサイトでも取り上げられるなど、世界中で話題になっている。


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今度こそサドルを退治せよ! イラクブロガーは語る

イラク人のファディール三兄弟が始めたイラク・ザ・モデルというブログがある。スンニ派でありながら親米で、アメリカではずいぶんと有名になり、三兄弟のうち二人がアメリカに来てブッシュ大統領と対面するなど結構人気者である。モハメッド、オマー、アリの三兄弟はそれぞれ歯医者と医者で、そのうちの一人は日本自衛隊が駐留していたサマワの診療時に出張勤務していたこともあり、日本軍のおかげで水がきれいになったと感謝の意をブログで評していたこともある。(最年長のアリは後にこのブログから独立して自分だけでブログをはじめたが、今は更新してない模様)
その三兄弟のうちの一人、オマー君がウォールストリートジャーナルに記事を書いているので紹介したい。(Hat tip Mike Ross)
オマーは、イラクの紛争状態を解決するには政治上と軍事上の解決手段が必要だとし、なぜ政治上の解決がこうも難航しているのかを分析する。オマーにいわせると、イラクの一部の政治家は自分らが政治家になった時支持してくれた過激派勢力とのしがらみでがんじがらめにされているため、思うように正しい方向へ進めないのだという。言ってみれば、イラクはこうした宗派勢力の人質になっているというわけだ。

私が言わんとすることは現時点での軍事作戦はこれまで米軍とイラク軍がしてきたような一遍とおりの軍事作戦をやっていたのでは駄目だということだ。
新しい軍事作戦は政治家たちが過激派に脅迫を使わずに友好的に交渉して同意に到達できる状態をつくりあげる要素をとりいれるべきである。
であるからさらに兵が加えられるのだとしたら、その任務にはノーリ・アル・マリキやタリーク・アル・ハシミ(それぞれダワ、イスラミック党)といった政治家と政党を縛り付けているモクタダ・アル・サドルや一部の危険なスンニ政治体の紐からといてやることが含まれなければならない。
今がまさにその時である。おそらく最適な時なのではないか。なにしろすでに過激派勢力に反論しようとする大きな動きが設立されつつあるのだから。

そしてオマーは、「前進への道」を達成するためにはマリキおよび彼の政党をサドル勢力から守ってやると約束するか、この際だからサドル派を一斉退治するかして、彼等をサドルの手中から解放してやるべきだという。だが、マリキを説得するやり方は全く効果をあげていない。となれば、イラクの安定に最大の障害物となっているサドルを取り除く以外に前へ進む道はない。
しかしイラクの民兵は分散しており、どれもがサドルの配下にあるというわけではない。サドル派を退治しただけでは民兵の暴力を完全に取り除くことはできないという見方もある。だがこれはかえって都合がいいのだとオマーは言う。彼等はサドルに忠誠心を持っているわけではないから、サドルのために戦うということもしないだろう。
多くの民兵軍が経営していけるのは、中央リーダーからの資金が物を言っている。民兵の最大の武器はなんといってもお金と恐喝である。彼等が地元民の協力を得られるのは地元への物的な援助と脅しがあるからだ。失業率の高いイラクでは民兵軍に参加すればものが食べられる、乱暴して威張っていられると思って参加している若者が多いはず。理想や信念で参加した人はごくわずかだろうとオマーは語る。であるから中央のリーダーシップが崩れればおのずと地方の民兵軍もくずれるというのである。アメリカ軍とイラク軍はこの少数の過激派とイラクに居るイラン人やヒズボラを対象に戦って取り除けばいいのだ。

我々は共にイラクの安定と治安維持に最も脅威を及ぼすとされたアルカエダの勢力を減衰させることができた。今度は共にサドルとその一派の暴力団に同じことをしてやることができる。我々は問題も理解できている、診断もした。いまこそ治療の時である。

2004年の4月と8月にサドルがまるでザルカーウィのファルージャ紛争とうちあわせたかのように奮起したナジャフでの戦いの時、ファディール兄弟はサドルは今のうちに退治しておくべきだと何度も書いていた。私も当時トピ首をしていた某掲示板で毎日のようにサドルが退治されるのを今か今かと待ち望む意をあらわしていた。
当時はシーア派の大教祖シスタニ師がサドル個人を嫌いながら、それでもシーアは一致団結していなければならないと頑固にがんばったため、サドルを殺すことができなかった。今もまた同じシスタニがサドル退治の障害になっている。2年半前に、いや、もっと前2003年にサドルが反米新聞を経営したいた時点でアメリカはサドルを拘束するなり殺すなりしておいたら、今になってこのような大問題にならずにすんだのである。
今回もシスタニ師や他の聖職者らに遠慮してサドル退治を怠れば、イラクの安定化は全く望めない。アメリカ軍が一時的にイラク人に嫌われてもそれはかまわない。多くのイラク人がサダム時代を懐かしむような状態ではせっかくのフセイン処刑が意味をなくす。ここは断固としてサドル派民兵を完全退治すべきである。我々の無行動が今回の問題を起こしたのだ。同じ間違いを繰り返すのはやめよう。


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