今朝、起きてみたらなんと下院では民主党はミスター苺が予測していた12議席どころか30近くの議席を獲得して10数席の多数席有利で下院を獲得。 上院はなんとか共和が持ちこたえるとおもっていたのに、こちらもわずか一席の差で民主に取られたようだ。 以下CNNの記事より。

民主党の上下両院多数派の獲得、2州の結果待ちに

2006.11.08
Web posted at: 20:31 JST
– CNN
(CNN) 米中間選挙は8日、開票作業が依然続いており、野党・民主党の多数派獲得の可能性も出てきた上院(定数100)では米東部時間の午前6時(日本時間同日午後8時)過ぎの時点で、与党・共和党、無所属を含む民主の獲得議席数は非改選を合わせ各49と互角の戦いを演じている。再集計実施の事態も有り得るバージニアとモンタナの2州の結果が勝負の分かれ目となっている。
民主党は下院(定数435)で12年ぶりの多数派の奪回を決めている。同党が上院の多数派も制すれば、1994年以来となる。今回選挙の最大争点だったイラク政策の政策転換が図られる可能性も出てくる。
上院の改選対象は33議席、下院は全議席を改選する。上院の改選前の勢力は、共和党が55、民主が44、無所属が1。これまでの開票結果で、共和は4議席を失っている。
民主党は2州を制すれば多数派を奪回する。1勝1敗となれば、上院議長のチェイニー副大統領が共和党と投票を同一にするため、同党の多数派支配が継続する。
下院の改選前勢力では、共和が229、民主201、無所属1、欠員4。これまでの開票結果では、共和は27議席を失い、民主が28議席を新たに獲得、多数派の218議席を超えた。15議席の勝敗が決まっておらず、共和が194、民主227となっている。
また、50州中、36州で知事選も実施され、共和党が6州で敗退、民主が勝利を奪った。2州での結果が未定で、共和党が獲得の州が20、民主が28となっている。改選前は、共和28州、民主22州だった。

う~ん、どちらかわからないといっていた州はすべて民主党に落ち着いたようだ。 普通共和党は世論調査よりも良い成績を上げるものなのだが、どうやら今回の世論調査モデルはかなり正確だったようである。
上下共に民主がコントロールするとなると、今後2年間ブッシュ政権はかなり難しい立場におかれることになる。 ブッシュ大統領の権限は大きいが、ブッシュの政策を議会がことごとく邪魔をするという形になるし、また復讐にもえた民主党が共和の議員達を相手取ってあることないことでっちあげては捜査、捜査であけくれる2年になるかもしれない。
イラク戦争のみならず、イランや北朝鮮でも難しい時期であるのに、これは非常にたいへんなことになりそうだ。 税金は絶対にあがるな。 


2 responses to 米民主党大勝利! 上下院ともに多数議席獲得!

MikeRossTky17 years ago

ブッシュ大統領が何回Vetoを使うと思いますか?やはり使わないかな?
MikeRossTky

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グローバル・アメリカン政論17 years ago

中間選挙後のアメリカ外交政策

去る11月7日の中間選挙では民主党が上下両院で多数派となった。今回の選挙を前に選

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