今日このニュースを読んでちょっと驚いた。

政府は13日までに、レバノン南部でイスラエル軍とイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの戦闘停止を監視する国連平和維持活動(PKO)を展開している「国連レバノン暫定軍」(UNIFIL)に参加して後方支援を行うため、陸上自衛隊を派遣する検討に入った。ただ同地域は、戦闘状態の再燃が懸念されることなどから政府内に慎重論も根強く、今月末に発足する新政権が可否を最終判断する方向だ。

イスラエル、ヒズボラの戦闘については、国連安全保障理事会が8月11日に全面停止を求める決議を採択し、双方が基本的に受け入れを表明。このため政府は「停戦合意の成立」などPKO参加5原則が満たされ、PKO協力法に基づく自衛隊派遣が可能な状況になったとしている。

自衛隊はイラクからかえってきたばかりなのに大変である。イラクもそうだが、レバノン情勢は非常に危ない。どう考えてもヒズボラが停戦条約を守るとは思えないし、イスラエルもヒズボラがちょっとでも挑発してくれば強行手段に出るのは明らかだからだ。
レバノンでは国連の平和維持軍として駐留していたアメリカ軍とフランス軍の兵舎が自爆テロによって襲われ、大量に殺されるという事件が1984年に起きている。日本はいくら後方援助といえども「西側」の軍と見られて攻撃の標的とされないという保証は全くない。
そんなことを考えているうちにこの記事が目についた。

アザデガン油田開発、日・イラン交渉継続へ

 日本が権益の75%を保有するイランのアザデガン油田の開発問題で、日本とイラン両国が15日の交渉期限を過ぎても、交渉を継続する見通しとなった。
 二階経済産業相とイランのカゼム・バジリハマネ石油相が13日、読売新聞の取材に対し、交渉を続ける考えを示した。ただ、核開発問題などを巡るイランへの国際世論の批判は強く、早期の交渉合意は難しい状況だ。
 アザデガン油田は推定埋蔵量260億バレルとみられる中東有数の大油田。2004年に日本の石油開発会社、国際石油開発(INPEX)が権益の75%取得で合意し、日本のエネルギー安定供給の切り札と位置付けられている。
 INPEXはイラン国営石油と開発に着手するための条件面の交渉を続けているが、イランの核開発問題を受けて米国が日本に開発中止を求めたことが影響し、交渉は長期化している。イラン側は契約上の合意期限である15日までに合意できない場合は、交渉先を中国やロシアの企業などに切り替えると警告していた。
(読売新聞)

日本がイランと石油田を共同開発しているという話はずいぶん前から聞いてはいたが、イランの核開発がいま問題になっている時に日本がイランとこのような密接な関係にあることは好ましいことなのだろうか? そしてイランの手先であるヒズボラをレバノンで日本が監視する役目のUNIFILに加わるということはどうも微妙な関係が生まれてくると感じるのは私だけだろうか?
もっともそれをいうなら中国やロシアも同じような立場にあることは事実だが。となってくるとこのUNIFIL軍、ますます期待をかけるのは難かしくなってくるような気がする。


Leave a Reply

Your email address will not be published.