国連が調停した停戦条約が通ってからというもの、アメリカの極右翼の連中はもうヒステリー状態。これはイスラエルの完敗だとか、勝ったのはヒズボラとイランだとか、もうおしまいだ! という叫び声をこの週末から今日にかけてラジオやテレビの政治討論会でどれほど聞かされたことか。ここで米国中道保守派でイスラエルの味方と自負するカカシから一言いわせていただく!
いい加減にお黙んなさい! Shut Up, Already!
今度のイスラエルとヒズボラの戦争ほど情報操作やプロパガンダが大きな役割を果たしたことはない。ヒズボラの連中はやらせ写真やねつ造写真でレバノンの被害を大げさに報道し、世界中のメディアがヒズボラを被害者扱いしてイスラエルをたたいた。そして停戦と同時にアラブで初めてイスラエルに勝った勢力として大勝利宣言をやって浮かれている。
そんなヒズボラのプロパガンダをイスラエルの味方のはずのアメリカ右翼が一緒になって騒いでどうする? これではイラクは大失態だ泥沼だ大悲劇だと大騒ぎしている民主党の馬鹿サヨどもとなんら変わりはないではないか!
イスラエルは勝ったとはいえないが、負けたともいいがたい。ましてやヒズボラは少なくとも1000人以上の被害を出したはず。(公式発表がないから正確なことはいえないが)大勝利などであるはずがない。
アメリカ右翼のみなさん、停戦条約が気に入らないのは分かるが、当事者でもないひとたちが、戦争で一番被害を被るひとたちを差し置いてそこまで大騒ぎしても仕方ないでしょう。ここは冷静になって今後ヒズボラをどうするか真剣に考える時。イスラエルが負けた負けたとヒステリーを起こしている場合ではない。


1 response to お黙んなさいアメリカ極右! 

In the Strawberry Field18 years ago

名ばかりのヒズボラの大勝利

私はイスラエルとヒズボラの停戦が決まった時から、主流メディアやアメリカ保守派がいっているような、ヒズボラの勝利など信じていなかった。先日もヒズボラが拉致誤算を認める理由…

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