まずはこの記事を読んでもらいたい。

【パリ22日共同】フランスを中心に欧州で熱波の被害が拡大している。今月中旬から30度台後半の暑さが続くフランスやスペインなど、欧州各地で22日までに計31人が死亡した。フランス政府は暑さ対策の広報を強化、身近な老人への配慮を市民に呼び掛けている。

 フランス公共ラジオによると、同国では死者が22人に達し、このうち80歳以上の老人が10人を占めている。スペインで5人、ドイツ、オランダでそれぞれ2人が死亡した。
 フランスでは2003年に約1万5000人が死亡した猛暑の記憶が生々しいこともあり、シラク大統領が自ら「最高度の警戒」を呼び掛けるなど政府を挙げて対策を強化している。

どうしてたかが30度後半くらいの気温でそんなに多くの死者がでるのだ? みなさんカカシの住むハリウッド近辺のここ数日の気温がどのくらいだか想像できますかな? 本日の気温は42度だ。昨日などはサンフェルナンドの谷を運転中私の車は48度を記録した! 私が数年前に旅をしたアリゾナなどでは7月の日中の気温は平気で49度をこえる。
私は49度の猛暑のなかで、25kgの荷物を担いでハイキングをしたことがあるが、あの暑さは体験した人でなければ理解できない。(アメリカ兵は36kgの荷物をしょって同じように暑いイラクで戦争をやってるんだからすごいもんだ。)
とにかく、それでも南カリフォルニアで暑さのために死者がでたなどという話はきいたことがない。ニューヨークなどではクーラーのきかない貧しいアパートで一人暮らしの老人が亡くなるということがたま〜にはあるが、パリの悲劇とは比べ物にならない。
おふらんすの人たちは何かとアメリカを田舎者扱いしてばかにする。去年のカトリーナの時でさえ世界中で大騒ぎにはなったとはいえ、あれだけの大災害で死者は1000人程度だった。たかが30数度の暑さで15000人も死者を出すような国に他国のことを批判する資格などないね。
それにしてもおふらんすは2003年の悲劇から何も学ばなかったのだろうか?


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