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September 03, 2006

豪州冒険家スティーブ·アーウィン氏事故死

スポーツ

オーストラリアでクロカーダイルと格闘するなどして、テレビシリーズクロコダイル·ハンターで一躍有名になった自然冒険家のスティーブ·アーウィン氏が44歳の若さでダイビング中にエイに胸をさされて死亡した。

2006.09.04

15:01 JST- CNN/REUTERS

シドニー——オーストラリアからの情報によると、テレビのドキュメンタリーシリーズ「クロコダイル・ハンター」でワニなどの野生動物を生け捕りにする姿が紹介され、米国をはじめ世界で名を知られたスティーブ・アーウィン氏が3日、豪北部ケアンズ近郊のポートダグラス沖で事故死した。44歳だった。

地元報道機関などによると、同氏はドキュメンタリー番組の撮影のため海中に潜っていて、アカエイに刺されたとみられる。毒のあるとげが、胸部を貫通したという。

アーウィン氏は、豪ビクトリア州出身。クイーンズランド州にあるオーストラリア動物園の園長を務めていた。妻のテリーさんと共にテレビ出演し、クロコダイル・ハンターとして人気を集めた。



Steve Irwin

クロコダイルハンター


アーウィン氏のクロコダイルハンターは、ケーブルチャンネルでずっと放映されており、私は大ファンでよく見ていた。たしか2〜3年前には映画にもなりアメリカ生まれの奥さん、テリーさんと競演しておもしろい演技をみせていた。

いつも危険な動物のまわりでテレビカメラに向かって元気良く話かけていたので、私はテレビを見ているだけでドキドキしたものだ。こんな危険なことをしていてはいつかワニに噛まれるとか、蛇にさされるとか、崖から落ちるとかひどいことになるのではないかとはらはらしてみていたのだが、エイにさされるとは、まだ信じられない思いである。

アーウィン氏はクロコダイルハンターなどという名前はついていたが、決してワニを狩っていたわけではない。彼の仕事は人間の生息するところにワニが現れた時、ワニが人間と接触しない場所へ移すことが多かった。彼のクロコダイルや自然への愛情は番組をみていれば明白だった。

一度トークショーで見かけた時も、彼は自然保護について熱弁を振るっていた。しかし、彼は決してグリーンピースのような人間を犠牲にしても自然を守るべきなどという考えではなく、人間と自然が平和共存できるよう呼びかけていたように思う。

政治の話は避けてはいたが、私には保守派にみえた。

また44歳という若さで、ちいさな子供と若い奥さんを残して本当にお気の毒なことである。スティーブのご冥福を祈るとともに、テリーに心からお見舞いを申し上げたい。

September 03, 2006, 現時間 11:52 PM | コメント (0) | トラックバック

August 08, 2006

ツアーデフランス、優勝したランディスのドーピング疑惑

スポーツ

アメリカの選手、フロイド·ランディスがこの間のツアーデフランスで優勝した直後、彼にはドーピングの嫌疑がかけられた。やっぱりフランスはなんとかしてアメリカ選手から勝利を奪い取りたいようだ。二度に渡る尿検査で陽性と判断されたランディス。二度めの検査が最初の結果を確認したため、ランディスはツアーの優勝者の座をおわれる可能性が高まった。またランディスは所属していたフォナックチームからも解雇された。ランディス選手は今後チームの一員としてレースに出場することができないだけでなく、サイン会などのイベントにも出場できなくなる。

UCIルールに則れば、ランディスのタイトルは剥奪されることになり、ツール・ド・フランスの総合優勝はオスカル・ペレイロ(スペイン、ケスデパーニュ)の手に渡る。さらに2年間のレース出場禁止と、その後の2年間のプロツアー出場禁止も免れない。

本人は当初、前夜にアルコールを飲んだことや、常用している甲状腺の薬の影響ではないかとはなしていたが、いまではこの説明は苦し紛れの当てずっぽうだったとし、原因は自分にもわからないと語っている。

私はどうもこの事件はうさん臭いと思う。フランスのサイクリング協会はずっとアメリカ選手の優勝を快くおもっていない。7回連続優勝をしたアームストロングについても、ずいぶんドーピングの疑惑をかけて彼の栄光を汚そうとしたし、今回も優勝候補だったヨーロッパ選手数人をほとんど根拠といえないようなドーピング疑惑で失格にした前科もある。

そして今度の優勝者ランディスのドーピング疑惑。検査をしている研究所がどれだけ尿サンプルの管理をきちんとしていたのかどうかさえ疑わしい。ランディス自身はサンプルに薬が注入されたのではないかという陰謀説を唱えるつもりはないとしているが、これだけドーピングでやっきになっているツアーデフランスで、検査してすぐわかるような男性ホルモンを接種するほどランディスが間抜けだとはどうしても信じられない。

それに発見された男性ホルモンは常用していないと効果がないものなのだという。以下サイクリングタイムスより:

ランディスは今大会で合計4回の検査を受けている。もし本人の主張通りもともとT/E値が高いのだとしたら、第17ステージ以外の3回の検査でも高い数値が出ていなければならない。人のT/E値は大きくは変化しないからだ。

また、仮にランディスが筋力増強効果を狙ってテストステロンを摂取したのだとすれば、数週間にわたって摂取していたはずで、やはり3回の検査で異常値が出るはずである。

では、ランディスはテストステロンを常用しておらず、第17ステージの起死回生の大挽回のために、その時だけテストステロンを摂取したのだろうか?。これはスポーツ医学的にはナンセンスである。テストステロンに持久力を増強する効果があるという医学的知見は今のところ皆無だからだ。

仮にランディスがドーピングを故意にかつ計画的に実行したのだとしたら、これではどうもお粗末であるとしか言いようがない。果たして、自身の破滅につながるかもしれない危険な賭けに踏み出すときに、そのようなずさんな行動を取るものであろうか。
「あの日はタイム差を挽回することが目的でなく、ステージ優勝するつもりだった」と語るランディス。優勝すればレース後にドーピング検査を受けなければならないことは分かりきったことだった。

尿のサンプルが汚染されていないとしても、ランディスの食事に薬が加えられた可能性も考えるべきなのではないだろうか。どうもしっくりいかない事件である。

August 08, 2006, 現時間 01:58 PM | コメント (0) | トラックバック

July 23, 2006

八百長やっても勝てないおふらんす

スポーツ , ヨーロッパ

アメリカ人のランスアームストロングに7年も連続して優勝を盗まれた世界最高の競輪、おふらんすのツアーデフランス。ツアーデフランスの実行委員会はもうずっと地元のフランス人が優勝できないことを歯ぎしりしてくやしがっていた。そこで引退したアームストロングにドーピングの汚名を着せ、過去のトロフィーをとりあげようとしたりしていた。それだけではない。今年はアームストロングの後、なんとか優勝トロフィーをフランスにとりもどそうと、今回の委員会は世界中の優勝候補になんだかんだといいがかりをつけて全員失格させてしまった。

ドーピングの言いがかりで失格させられた優勝候補選手は、ドイツのイアン·オーリック、イワン·バッソ、スペインのフランシスコ·マチェボ、2005年5位だったアレキサンダー·ヴィノコウロヴ率いるアスタナワースチーム全員。

これだけ強力な競争相手をすべて抹殺してしまったのだから今度こそフランス人が優勝とおもいきや、このニュース。アメリカ選手、フロイド·ランディス優勝! (大爆笑)

ランディスは2003年の事故で腰をけがしており秋には手術を予定している。彼は全くのダークホース。誰も彼が勝つなどと期待していなかった。

委員会からドーピングの汚名を着せられてきたアームストロングは、「フロイドを誇りに思います。うれしい。」と語り、「彼は自分が最強だと証明しました。みんなが見放していたのに。」そして「またアメリカ人が勝って鼻が高い」と付け加えた。は! ど〜んなもんだい! おふらんす! や〜い!

ちなみに二位はスペインのオスカー·ペレイロ、三位はドイツのアンドレア·クローデンだった。またまた大爆笑!

July 23, 2006, 現時間 12:57 PM | コメント (0) | トラックバック

June 18, 2006

W杯: 日本危機?

スポーツ

今日の試合の視聴率は今年最高の52.7%だったのだそうだ。日本は本当に盛り上がっているね。

サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会で、18日夜に生中継された日本対クロアチア戦(テレビ朝日系)の平均視聴率(関東地区、午後9時35分〜深夜0時30分)は、52・7%だったことが19日、ビデオリサーチの調べでわかった...

今月12日に行われた日本対オーストラリア戦の49・0%(関東地区)を上回り、今年放送された全番組の中で、最も高い平均視聴率となった。

私はサッカーはよく知らないのだが、テレビ解説を見ている限りの知識でいわせてもらうと、日本はかなり危ないようだ。今日のクロアチアとの試合も0:0で引き分け。今度のブラジル戦で勝てないと二回戦進出は無理だって話。しっかしブラジルって優勝候補ではなかったけ? この間日本をやぶったオーストラリアをあっさりやぶってしまったしね。

今日の試合は、なんだかクロアチアと実力がどっこいどっこいだったせいなのか、どちらかのチームが独占するというようなこともなく、球があっちへいったりこっちへいったりして、どうも落ち着かなかった。ま、サッカーの試合が落ち着いてちゃしょうがないのだが、試合のペースというものが最後までつかめてなかったような気がする。

あまりにも多くのサイドキックを相手に渡しすぎてしまったので、いつかは入れられるのではないかとびくびくしていたのだが、とにかく守りとおせたのは偉かった。

しかし昨日のアメリカの試合でもそうだけど、今回のワールドカップはカードが出過ぎだね。審判はもうちょっと根性のある体を張った試合をさせて欲しい。

June 18, 2006, 現時間 07:14 PM | コメント (0) | トラックバック

June 17, 2006

W杯: アメリカと日本二回戦出場なるか?

スポーツ

さっきアメリカ対イタリアの試合を見た。第一試合は、日本がオーストラリアに3:1で負けてしまった。アメリカはもっとひどくてチェコに3:0で惨敗。今日の試合でまた負けたら、アメリカの二回戦出場はかなり危なくなるなあとおもったのだが、幸いにして1:1の引き分けだった。

しかしこの試合イエローカードやレッドカードの乱発でイタリア選手ひとり、アメリカ選手二人が退場させられた。この審判はひどいね。解説者がこの審判はこれ以外の試合に出て欲しくないといっていた。これはアメリカ人なら誰でもが持ってる感想なのだが、世界選手権となるとオリンピックにしろサッカーにしろアメリカは常に不利だ。なぜならば、アメリカ嫌いのヨーロッパや南米の審判が必ずといっていいほどアメリカ側に厳しい判決をくだすからだ。

今日の試合にしても、最初にイタリアの選手がレッドカードをもらった時は、実際イタリア選手がアメリカ選手の顔に肘鉄を食らわせるという反則だったからこれは当然。でもその後最初の半分の終わり直前でアメリカにレッドカード。アメリカ選手がちょっとおくれてスライドしてイタリア選手の足をすくう形になったが、ファウルはファウルでもイエローにさえ値しないような反則。それが突然レッドカード。そして後半にはいった直後二分もしないうちにまたまたイエローカードが出され、イエローが二つになったポープはレッドカードで退場。

イタリアは22分、ピルロの低い弾道のFKにジラルディノがヘッドで合わせて先制。米国も27分、オウンゴールで同点とした。イタリアは28分にデロッシが反則で1発退場。米国も前半終了直前にマストロエニがレッドカードで退場。10人対10人となった。

後半も開始早々の47分、米国のポープが2枚目のイエローカードで退場。数的優位を得たイタリアが攻め、米国がカウンターを狙う展開となったが、終盤のイタリアの猛攻を、米国が体を張った守備でしのぎきった。

後半にはいってすぐのレッドカードだったからほとんど一人足りない状態でのゲームだったのに、強いイタリアへ何度も攻め入ったアメリカ。イタリアの攻めも必死で守り通すという健闘ぶりだった。

私の即席の知識でいくと、これでアメリカがガーナに勝って、イタリアがチェコに勝つと、アメリカは問題なく次へ進めるそうだ。

さてと、日本はあしたクロアチアとの戦いだね。このチームはあんまり強そうではないが、オーストラリアも弱いといわれていたのに日本を倒した例もあるからな。 明日はこちらは日曜日なので絶対生でみるぞ!

June 17, 2006, 現時間 09:02 PM | コメント (2) | トラックバック

June 10, 2006

ワールドカップいよいよ開催

スポーツ

昨日ドイツでいよいよワールドカップが開催された。ドイツチームは初日を勝利で飾ったようだ。

正直いうと私はサッカーは全然追ってないので、どのチームが勝ちそうだとか全く知らない。サッカーといえば、往年のペレ選手とか(古い!)かろうじてベッカム選手とか、ジーコ監督の名前くらいは知っているが。そこで今必死にW杯情報を手にいれようと読売新聞のW杯特集を読んでいる。日本のオーストラリアとの試合はすでに録画用意を整えた。

日本、あす豪州戦...臨戦ムードたかまる:サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会に出場する日本チームは10日夜(日本時間11日未明)、練習拠点のボンから試合会場のカイザースラウテルンに移動、いよいよ臨戦ムードが高まってきた。

グループリーグF組の豪州との初戦は12日午後3時(同午後10時)にキックオフされる。日本は3大会連続出場となるMF中田英寿(29)を軸とした攻守で、2大会連続の決勝トーナメント進出を目指す

アメリカではサッカーはあまり盛り上がらないのだが、うちの職場の従業員は国際色豊で、中南米や東洋、中近東のひとなどいろいろいるので、W杯となると職場が熱狂状態になってしまう。特にに前回は韓国人の同僚が隣に座っていたこともあり、韓国の試合があった翌日は彼は目を真っ赤にして出勤していた。時差など無視して生放送を韓国バーでみていたらしい。

アフガニスタン人の同僚はものすごいサッカーファンで、W杯出場選手の名前を国籍かまわず詳しくしっていて、表にして自分の机の周りにはりつけている。こういう職場だから録画してまだみてない試合の結果を録画がみられるまで知らないでいるというのはほぼ不可能である。

W杯といえば、1994年だったか初めて日本チームがW杯に出られるか出られないかの瀬戸際だった年、W杯はロサンゼルスで行われた。私の友達がその頃ロサンゼルスのホテルでセールス部長をやっていた。日本を離れてもうだいぶたっていた私も彼女も当時始まっていたアメリカのサッカーフィーバーにはむとんちゃくだったため、日本からの団体旅行予約がやたらにはいってきている理由に全く注意をはらっていなかった。ホテルはかならずといっていいほど満室以上の予約を受け入れる。土壇場でのキャンセルはしょっちゅうだからこうやっておかないと採算がとれないからだ。

ところが、彼女はW杯近くになって、なぜ日本からの予約が殺到しているのかを知って愕然とした。もしロサンゼルスW杯に日本が出場すれば、キャンセルなど出るはずがない。部屋は満室オーバー、部屋は絶対に足りなくなる。しかもW杯最中では他国からの観光客も殺到するわけだから溢れた客を請け負ってくれる近隣のホテルも満員で無理。「どーしよう?」てなわけで、日本人でただひとり日本がW杯に出られませんようにと願っているひとがロサンゼルスにいたというわけ。(笑)

彼女には幸いなことに、そして日本には残念なことに、その時の日本参加は実現しなかった。次回からは日本は三回連続出場だし、前回は結構いい線までいったし、今回は期待できる、、、らしい。

June 10, 2006, 現時間 12:01 PM | コメント (0) | トラックバック