February 2, 2017

左翼過激派による暴力激化、マイロの演説でバークレー大学暴動

昨日も書いたように、最近左翼過激派による暴力行為が頻発している。昨晩アルタナライトの王子様ともいうべきマイロ・イヤナポリスがカリフォルニア州立大学バークレー校において前売り券売り切れの演説をする予定だったのが、現れた反マイロ抗議者百人以上に混じって黒装束にスキーマスクをつけた暴徒らが花火やレンガを警備員に投げつけたり鉄棒で参加者の殴りかかったりマイロファンの女性たちにペパースプレーをかけるなどの暴力行為に出た。暴動は会場前の出入り口のみならず近所にあった銀行のATMが壊されるなど、手のつけられない状況となったため演説はキャンセルされた。

ここでも何度か紹介しているが、保守派の演説者による講演が暴力的な抗議デモで阻止されたのはこれが初めてではないし、また特に今始まったわけでもない。だが、一年くらい前からこの傾向はかなり激化しており、阻止される演説者の数も増えてきた。

マイロやベン・シャピーロなどは過激派が邪魔するリストのナンバー1と2かもしれないが、他にも旧フェミニストのクリスティーナ・ホフソマーズやゲイ活動家でトークショーホストのデイブ・ルービンや哲学者のピーター・ボゴシアン教授(Christina Hoff Sommers, Dave Rubin, and philosophy professor Peter Boghossian)など、保守派でなくても充分に左翼思われない演説者はやはり同じような目にあっている。

最近、対ファシストという意味でアンティファと名乗る非常に暴力的な過激派グループが台頭しており彼らはブラックブロックという黒装束でスキーマスクという忍者みたいな格好で現れ暴れまくる。彼らはシャピーロがスノーフレーク(雪片)と馬鹿にしていた傷つきやすい左翼リベラル連中とは違ってブラックライブスマターやモスレム野蛮人のように非常に暴力的で危険な奴らである。異見者は暴力で黙らせるというそのやり方はモスレムそっくり。黒装束に隠れてモスレムテロリストが混ざっていたとしても不思議ではない。無論こいつらはおよそアンチファシストなどではない。

シャピーロは長年に渡る大学での左翼教育がこうしたキャンパスファシズムを生み出したのだという。

教授たちは生徒たちには「安全地帯」といって自分の考えに挑戦する考えを聞かなくてもいい場所が必要だと教えた。微細な攻撃には過大な反撃が必要だと教えてきた。それはどんな言論であろうとも自分を傷つけるものは暴力なのであり、暴力には暴力で対応すべきだというふうに生徒たちには理解されてしまったのだ。

私は左翼連中によるこの安易な言葉の定義拡大や縮小に非常な脅威を感じていた。また、彼らは敵側が使う言葉を奪い取って全く違う意味で使って言葉を無意味にする方法も良く使ってきた。これについて私は以前にも話したことがある。

たとえば単なる性的なからかいをハラスメントもしくはレイプなどと呼ぶ。つまり、道を歩いていて可愛い子に男たちが「お姉ちゃん、かわいいねえ」とからかう行為をハラスメントと呼び、デートでお互い納得してセックスしたのに後で後悔した女性が「レイプ!」と叫ぶなどがそれだ。マイロやシャピーロの演説を聴いて反感を持った学生たちは「保守派に攻撃を受けた」と言い張る。言葉は「暴力だ!」と言い張る。だったら言葉の「暴力」に本当の暴力で反撃して何が悪い!という理屈になるのである。

問題なのは、本来ならば若い学生たちのこうした短期な行動を大人のリベラル達が諌める(いさめる)べきなのに、彼らまでが一緒になって若者をたきつけているのだから始末が悪い。下記は大人であるはずのリベラル連中からのツイート。

ハリウッド映画監督ジャッド・アパトウ、「こんなの序の口だ。何時になったら未だにトランプを支持している奴らは何がかかっているかがわかるのだ?」

バークレー市のアレグイン市長「言論をつかって人々を差別し偏狭を促進することは許されない。ヘイトスピーチは我が市では歓迎されない。」

ハリウッドやリベラル政治家らによってこうした暴力行為が奨励されれば、暴力行為は激化する一方だろう。そしてそんな行為が誰のためになるのかといえば、馬鹿左翼はわかっていないが、トランプ政権そのものだ。

暴力行為は明らかな違法行為である。違法行為は取り締まりがやりやすい。なぜなら新しく法律を通したりしなくても既存の法律を施行すればいいだけの話だからである。左翼過激派が本当に独裁政権を恐れているのなら時期尚早な攻撃は命とりである。なぜならもしトランプが本当の独裁者なら治安維持を理由に左翼活動家の運動を厳しく取り締まる口実を作ってしまうからだ。自分らの普通の生活をやたらにデモだ暴動だで邪魔される普通の国民はトランプ大統領の法と秩序を歓迎するだろう。

ファシズムでないものをファシズムと呼び、そうでない人々をレイシストだホモフォブだ外国人疎外者だといい続ければ人々はいい加減に堪忍袋の緒が切れる。それでこれまでは移民にしろリベラルにしろ同情的だった人々の感情すらも逆撫でしてしまうのだ。もしトランプが本当の独裁者なら、こんな格好な口実はない。

左翼リベラルエリートたちが馬鹿過激派の暴力を奨励していると、必ずや自分らの党が危機に陥る結果となる。それでいいならどんどんやって頂戴よと私は言いたい。こんなデモでマイロやシャピーロや多の保守派演説家が痛手を受けるかといえばとんでもない。敵側に騒がれれば騒がれるほど彼らの言論が正当化され彼らの人気が上がるのである。

それでいいならどんどんやってよね。ただ地元のカカシは充分の身辺の安全に気をつける必要があるが、、

February 2, 2017, 現時間 6:16 PM

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下記投稿者名: yomogineko

 この騒ぎは日本でも報道されています。

 https://www.youtube.com/watch?v=5fQHDhAAxAg

 お蔭で「ミロ・イアノポウロス氏」wの名前が朝日新聞にも掲載されました。
 http://www.asahi.com/articles/ASK22458MK22UHBI019.html
 
 しかしこれで日本人も反トランプの本性がわかってきたでしょう。
 こうやって暴力に走って、一般市民の支持を喪い自滅するところは、70年代の学生運動の末期のようです。

 それにしても「自分の気に入らない言論は暴力で否定」すると言う連中が自由の国アメリカで猛威を振るうなんて・・・・。

 マイロ・ヤナポリスはゲイ、ベン・シャピーロはユダヤ人。

 つい数年前までユダヤ人やゲイの「極右」なんて冗談でしょう?と言う感じでしたが、これだけオカシナ言論弾圧が大学を席巻するようになれば、自分の考えを自由に述べたい、言論の自由を守りたいと思う人は、ゲイだろうがユダヤ人だろうが、そして黒人だろうが、こういう連中と戦うしかないでしょう。

 すると向こうは彼等を「極右」と言うのですね。

 普通に考えればベン・シャピーロもマイロ・ヤナポリスも極右でもなんでもなく、普通の民主主義を守りたい人達だと思うんですけどね。

上記投稿者名: yomogineko Author Profile Page 日付 February 2, 2017 8:46 PM

下記投稿者名: 苺畑カカシ

よもぎねこさん、

記事の紹介ありがとうございました。マイロはゲイでユダヤ系、ベンもオーソドックスユダヤ教徒。本来ならリベラルが好んで「守られるべき少数派」のはずなんですけど、意見が違うとなると、突然白人至上主義だのナチだのKKKだのってことになる。

自分らのやってることのほうがよっぽどもファシズムなのも知らずにね。

上記投稿者名: 苺畑カカシ Author Profile Page 日付 February 3, 2017 8:53 PM

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