October 10, 2015

欧米のイスラム移民の90%以上が生活保護者

繰り返して言う。「イスラムは惜しみなく奪う」。日本の皆さんにもこのことを心して覚えて置いていただきたい。コメンターのアンデルセンさんが、日本に居るイスラム教徒は、自分らは平和的で日本人との共存の望んでいるかのような発言をしているがカカシはどう思うかという質問を下さったので、いち早くイスラム教徒の大量移民を受け入れた欧米で起きている問題を紹介しながら日本についても考えてみたい。

先ず結論から言わせてもらうなら、「イスラム教徒を信用するな!」である。こんなふうにイスラム教徒全体についていってしまうのは短絡過ぎるし、カカシのイスラム教徒への偏見丸出しなのではないかと言われるのを覚悟で、あえて言わせてもらう。

実を言うとカカシにもイスラム教の友人や同僚がいる。これらの人々は決して信用のおけない悪徳な人々ではない。だが、これらの人々は本当の意味でイスラム教徒だとは言い難い。彼らをイスラム教徒と呼ぶのは、一応仏教徒の家に育っていながら実家の宗派も知らないカカシのことを仏教徒であるとか、ユダヤ系の家で育ったのに豚マン大好きなミスター苺をユダヤ教徒だと言うのと同じくらい意味のないことだ。私の同僚のアーメッド君はラマダンに絶食するどころか、ラマダンが何日から何日までなのかも知らなかった!

ま、それはともかくだ。日本に現在居住しているイスラム教徒のほとんどは多分平和的で文明的な人々なのだろう。彼らは極度な少数派であるので、日本政府や社会に色々な要求をして悪い印象をもたれることを恐れているというのは理解できる。しかし、1980年代の終わりごろ、日本にはイスラム圏からの季節労働者が大量に入国したことがある。このときのことをきちんと覚えている日本人は少ないのかもしれないが、彼らが近所に及ぼした悪影響は特筆の価値ありである。

実はこの頃、カカシの実家付近に多くのイラン人が住み着くようになっていた。実家の近くは農家がほとんどで、あぜ道のつづく暗い場所が多かった。たまの休みに帰郷したカカシは実家から徒歩で5分くらいの居酒屋へ一人で歩いていこうとしたら、母が車で送ると言い張った。「最近イラン人が多くて、あぜ道でたむろしていて怖いから。なにされるかわかんないよ。」というのである。カカシが10代の頃まで、夜でも一人歩きは結構していて全く怖いというイメージのなかった近所も、イラン人労働者が増えてから物騒になったらしい。

当時の近所のニュースでも、イラン人がコンビニに強盗に入ったとか、自動販売機が破損されたというかいう話がいくつも報道されていた。また近所の公園でイスラム教徒が団体でお祈りする場面にも出くわした。イスラム教徒を雇った工場の雇用主がイスラム労働者がお祈りをするために休憩時間を調整するということもあった。

幸か不幸か、日本はその後バブル崩壊で非常な不景気を迎えたため、イスラム教労働者はほぼ皆国へ帰ってしまった。また、日本の福祉は欧米のそれに比べそれほど発達(?)しているとはいえないので、福祉目当てに日本に居座る外国人はそういないのかもしれない。(違ってたら失礼)それで日本は欧米、特に欧州で、起きている問題にはまだ直面していないのだろう。

それでもアンデルセンさんご指摘のように、日本にも日本文化に溶け込まない外国人移民が結構存在するとのこと。彼らはイスラム教徒ほど悪質ではないにしろ、日本の寛大な法律を悪用しているという点では欧米のイスラム移民となんら変わりはない。もしここで、日本が突然何十万人というイスラム難民を受け入れたらどういうことになるか。

欧米で受け入れた80%から90%のイスラム移民が生活保護を受けているという。今、「難民」と呼ばれるモスレム男たちがドイツに向かっているのも、ドイツはヨーロッパ一の福祉国だからである。ブレイトバートニュースによれば、今年はじめからドイツに移住した31万1千人の移住者のうち、10人に1人も労働許可書の申請をしていないという。ドイツ政府は企業に移民の雇用を強く促しており、移民には最低賃金の法律をあてがわなくていいとしている。ドイツでは経済低迷が進む中、企業は安い賃金で住む移民を多く雇いたいかもしれないが、移民自体が働く気などこれっぽちもないのだから意味がない。

ドイツでは最近2万人を超える反イスラム移民デモが行なわれた。欧米の主流メディアはそのことを完全無視して報道していない。何故か報道したのはジャパンタイムスだけ。しかもJPの報道は完全に移民に同情した見解だった。それでも報道しただけましではあるが。

。アメリカで起きている具体例を紹介しよう。これは2010年の記事から。

カンザス州のジェームスタウン市では過去四ヶ月に渡って400人のソマリア人が家賃無料の公団住宅に申し込みをしているという。この小さな町は生活保護者のソマリア移民の急激な増加により、白人キリスト教徒が少数派となってしまった。

サンディエゴ東部の小さな町はにはソマリア人が作ったリトルモガディシュなる地域があり、通りはソマリアの店やモスクが並ぶ。この地域の学校は99%がソマリア人でアラブ人が1%という100%イスラム教徒の生徒で占められ、授業にはアラビア語が取り入れられている。

アメリカのソマリア人は国において失業者が一番多い移民であり、そのほとんどが貧困者となっている。ソマリア人はイスラム教徒移民の中でも、もっとも教養が低く子供たちの融和も遅れている。

2001年から毎月100人の割りでアフリカ系モスレム移民を受け入れてきたメイン州のルイストン市は、福祉制度が進んでいることから、ソマリア移民の間では人気の的である。ジョージア州にあるアフリカ難民センターの所長は、ソマリア難民に「メインへ行け、ジョージアよりは寒いが、福祉はメインのほうが優れている」と宣伝しているほどだ。

ルイストンは人口3万という小さな市であるのに、生活保護の必要な人には誰でも保護を与えるという気前のいい市である。モスレム難民は到着とともに5年間という保護が与えられ、その後も数年間保護が延長されるという。子供の居る独身者ならば保護を受けながら子供を大学に行かせることも出来る。

公団住宅も今やソマリア人で満員状態。住民の多くがソマリア人のこだくさんのシングルマザーたち。公団住宅に入れない移民は政府からバウチャーをもらい、民間のアパート代を払ってもらうことができる。アメリカ北部の寒い地域が北アフリカの砂漠民たちの極楽となったのである。

新参者たちは働く気など微塵もない。ルイストン市議会は自給8ドルから10ドルでソマリア人アルバイトを募集したが、応募者はほとんどなかった。その少ない応募者も、朝10時から午後2時までの勤務しか承認しなかったという。ルイストン市のソマリア人の人口はいまや4万人を超える。

日本が欧米の二の舞を踏みたくなければ、イスラム教徒難民の受け入れは断固拒否すべきだ。全世界で起きているイスラム化が日本でだけ起きないと考えるのはあまりにもナイーブである。何時までも難民問題は対岸の火事と油断していてはいけないのだ。

October 10, 2015, 現時間 3:26 PM

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コメント

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下記投稿者名: アンデルセン

お忙しい中、ご丁寧な回答をありがとうございます。
とても興味深く読ませていただきました。

「イスラム教」を対象とするカカシさんの批判が共存不可能な部分についてのものであり、そんなイスラム教徒にも共に未来に進める人々はいて、その点は認めていらっしゃるということでよろしいでしょうか。ちょっと安心しました。もっともカカシさん的に言うならば、彼らは既に「イスラム教徒」ではないわけですが(笑)。

実は私は敬虔なイスラム教徒は尊敬しております。他者に強要することなく己の主義主張を自ら実行する限りその姿勢は思想や宗教を問わず敬意を持つに値しますし、また、7世紀から11世紀あたりまでのイスラム教主導による文明の進歩は、これが欠けていたらルネサンス以降のヨーロッパから現代アメリカに至る文明の振興はなかったといえるほどのもので、その歴史的意義には深い敬意の念を抱いています。

問題は時代や状況の変化に対応しえない自らの現実や狡さ卑怯さを正当化するために「神」の名を利用するケース。キリスト教でもありましたが(現代でもシーシェパードなどの思想にその一端が見られますが)、これが特に「イスラム教」を免罪符として掲げられたとき、最凶最悪値を示す被害を広範にもたらしていると思っています。

では、どう切ってゆくか。彼らの詭弁「『イスラム教徒』だから」を利用されない切り口が必要になります。同時に安い労働力として、あるいは選挙民として、「劣った民族に手を差し伸べる正義の使徒」などという自らの自画像を維持するための道具として、彼らを利用しようとする「獅子身中の虫」への対策も必要でしょう。地上に共存せざるを得ない以上「関われる点」「関われない点」を明確にし、「関われない点」は情け容赦なく捨てる必要があります。私はその武器の一つが「国としての日本の自律性」および「日本国憲法」だと思っているのですが…

…そもそも問題として認識してもらえない。

シリア難民につき各テレビ局にイスラム教と日本国憲法の関係につき意見しましたが、「難民かわいそう。子供が泣いてる。欧米各国が受け入れをしているのだから日本も受け入れるのが先進国としての義務」とでもいうべきお涙ちょうだい報道が横行し、ルールの問題は不問いでスルーされました。安保法案は憲法9条に反するといってあれだけ大問題にした野党政治家のみなさんも、なぜか静かに無視されます。「シリア難民受け入れ 3人」という数字が日本国政府の消極的に表現された確信の姿勢と思いたいところですが、忘れっぽい日本人らしく難民報道も下火に差し掛かった昨今、安倍内閣は「『留学生として』受け入れ」というウルトラCを検討中とのこと。学費と生活費はどこから出るのか。家族呼び寄せや定住・永住を希望したらどうするのか。決まっちゃったらもう引き返せない、日本国憲法ガン無視の「法治主義」には空寒い思いがします。


(おまけ)
9月14日から16日にかけて日系ペルー人により6人の日本人殺害事件がおきました。加害者と被害者の間には、加害者側の一方的な違法侵入以外の関係はありません。
http://breaking-news.jp/2015/09/17/021566
最後の3人が殺された家から血まみれの刃物を握り窓から飛び降りるナカダ・ルデナ容疑者。意識不明から回復後、物的証拠の数々、何より証拠映像があるにもかかわらず「知らない」の一言。日本と犯人引き渡し条約を結んでいないペルー。仮に帰国していたら犯人不明のまま無罪放免になった可能性あり。お兄さんはなんとペルー史上最大の25人を殺害した殺人犯とのこと。真偽は定かでないものの、「ナカダ」の名は日系人としての優遇目的で買ったものとの説もあります。定職がなく住所不定でも日本で生活できる外国人。

なお、日系中南米人による犯罪は「(加害者は)日本に行ってからおかしくなった」と家族が証言するケースが多々あります。そういわれてしまったら、送り出すなと、日本側も日系中南米人の受け入れは禁止にするしかないと思うのですが。

これが今の日本です。

上記投稿者名: アンデルセン Author Profile Page 日付 October 11, 2015 4:04 AM

下記投稿者名: 苺畑カカシ

アンデルセンさん、

キリスト教も仏教ですらも、結構血なまぐさい歴史があります。でも、信者が宗教の教えと政治を区別して考えることが出来るようになってからはその野蛮な傾向は終わりました。イスラム教もシャリアと政治を切り離すことが出来なければ希望は持てません。シャリアはイスラム教以外の信者を下等なものとみなし、男尊女卑を奨励します。現在の文明社会における人権尊重などというものとはかけ離れています。イスラム教徒自身がそういう部分を宗教から切り離さないと文明社会にイスラム教徒の居場所はありません。

今現在聖戦(ジハード)と呼ばれる信仰を暴力による他宗教弾圧及び撲滅と考えるイスラム宗派をイスラム教徒自身が拒絶しなければイスラム教と先進国との共存はありえません。

今のままの状態が続けば、いずれイスラム教対文明社会の全面戦争は起きます。これは欧米一体及びアラブやアフリカにも及ぶでしょう。

結果的には文明社会が勝つだろうと思います。でも、それまでに双方からどれだけの犠牲者が出るかと思うと気が重いです。

カカシ

上記投稿者名: 苺畑カカシ Author Profile Page 日付 October 11, 2015 8:50 AM

下記投稿者名: アンデルセン

>キリスト教も仏教ですらも、結構血なまぐさい歴史があります。

はい。宗教は、落ち着くまでハードですね。

ただ、一神教とアニミズムに源流を持つ土俗信仰のようなものとの間には、他者に対する攻撃力に違いがあるとは思います。日本の場合、ベースは八百万の「神道」になります。イスラム教に対峙するにあたり、西欧社会のベースには当然キリスト教がありますので、この点に最大の違いが生じるでしょう。一神教対一神教だと、ガチンコになっちゃう。


>今のままの状態が続けば、いずれイスラム教対文明社会の全面戦争は起きます。
>結果的には文明社会が勝つだろうと思います。

私もそう思います。
なにしろ彼らが欲望とするものがアメリカンドリームに代表される「欧米の価値観」であり、こぞって移住したがる先がインフラの整った「欧米の地」であり、寄って立つ力の根拠がITや工学・化学技術など「欧米の科学力」、でもそれらを支える地道な努力や縁の下の力持ちに自分がなるのは嫌だし、科学的事実でもシャリーアに反するなら「ない」ことにした上で成果だけ欲しいっていうわけですから詰んでる。石油が「数あるエネルギー選択肢のひとつ」に収まった時点で潤沢な資金源が絶たれ、彼らの繁栄は終わるでしょう。我々側が淡々と次世代のエネルギーを開発すれば無血開城。

上記投稿者名: アンデルセン Author Profile Page 日付 October 11, 2015 7:58 PM

下記投稿者名: アンデルセン

(修正)シャリーアというより、コーランでした。

上記投稿者名: アンデルセン Author Profile Page 日付 October 11, 2015 8:03 PM

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