October 20, 2013

オバマケアによって次々に失われる医療保険

我々保守は、最初からオバマケアが国民の健康保険を改善するなどと夢にも考えていなかった。いや、それどころか、オバマケアはアメリカの医療保険を破壊する悪質なシステムであると主張してきた。だが、残念なことに多くのアメリカ人は国民皆保険という理想にだけ注目し、オバマ王の嘘八百の約束を盲信してしまった。だが、オバマケアが現実となった本日、人々はオバマケアの恐ろしい実態に直面することとなった。

オバマケアによって次々に失われる医療保険

オバマ王は、オバマケアを国民に説明した時、はっきりと、今の自分の保険に満足している人はそのままその保険を保持する事が出来ると約束した。それが嘘だということはオバマ王自身当初から熟知していた。オバマ王はオバマケアを通過させるため国民に嘘をついたのである。(オバマが国民に嘘をついたのは何もその時だけではないが、、)

多くの健康保険会社が何百何千という保険加入者との既存の契約を取り消せざるおえなくなっている。何故かと言えば、多くの加入者の保険はオバマケアが保険会社に強制する条件に適合しないからで、特に持病のある人々との契約をそのまま存続することは不可能となった。

加入者は、保険会社が提供する新しい保険を購入する選択権はあるが、これまでより多くの適用範囲のある保険は必然的に保険料が割高になり、多くのひとが値上がりした新しい保険に加入することが出来ないでいる。

たとえば、オバマケアでは中高年夫婦や独身男性には全く必要のない妊娠医療などが必要項目に含まれることから、保険料は大幅な値上がりとなってしまう。

特に影響を受けているのが、自営業やパート勤めで団体保険に加入できず個人的に保険に加入していた人々である。アメリカにはそういう人たちが約140万人いるというが、保険契約取り消しの通知が全国各地でこれらの人々に与えた衝撃は計り知れない。

フロリダ州のフロリダブルーは個人契約の80%に渡る30万の契約を取り消した。カリフォルニア州のカイザーパーマネンテは同州の50%の個人契約にあたる16万人の加入者に取り消し通知を送った。ピッツバーグのハイマークは個人契約の20%を、フィラデルフィアのブルークロスは45%をキャンセルしている。

インディペンデント社とハイマーク社の両者は持病のある患者の保険加入を保証する契約をすべて取り止めることを発表した。持病治療の完全保証をうたったオバマケアによって保険会社が持病治療保証提供を取りやめざる負えなくなるというのも皮肉な結果である。

消費者団体のジェリー・フラナガン弁護士は、保険会社はオバマケアを口実に経費のかかる加入者の契約を取り除き、政府提供のエクスチェンジに追い込もうとしていると語る。保険会社はその事実は否定し、加入者には新しい契約を結ぶよう促進していると語る。

だが、保険会社が経費のかかりすぎる契約を取り消すのはあたりまえだ。保険会社も商売だ。利益にならない契約を幾つも背負い込む筋合いはない。

いってみればだ、オバマケアとは、人がレストランで、法律によりフルコースミールを注文しなければならないといっているのと同じだ。自分はちょっとしたトーストとコーヒーでいいと思っているのに、前菜のサラダから主品のステーキからデザートのチーズケーキに至まで、食欲があろうとなかろうと、食べようと食べまいと、すべて注文し馬鹿高いお勘定を全額払わなければならないというのだ。しかも馬鹿にしているのは、「じゃあ朝食などいらない」といって空腹を我慢しようとすれば、何も注文しない罪として罰金を強制される。トーストとコーヒー分のお金を払わされながら、食事は出来ないという馬鹿げたことがオバマケアの現実なのだ!

これのどこが医療保険改良なんだよ!

冗談言うな!

ところで、オバマケアが始まってすでに二週間以上たつというのに、オバマケア加入のウェッブサイトはダウンしたままで、問い合わせの電話もすべて混乱状態で、誰も正式にオバマケアに加入することが出来ていない。昨晩ラジオでオバマケアに加入しようとした男性が二時間以上も電話で待たされた挙げ句に、応対にでた人の態度は失礼で話の途中で電話を切られてしまったという。何年も計画されてきた制度なのに設備が全く整っていないというのはどういうことなのか?

国民はこんな不能な人々に大事な医療保険を任せていいのか?

即手術が必要な病気にかかって保険の事前承認が必要な際、オバマケアの電話が何日も通じず、サイトもダウンで全く承認が取れなかったら、命に関わる手術など受けられるのかどうか非常に疑問である。

いったいこの先きどうなるのか、カカシも他人ごとではない。

October 20, 2013, 現時間 9:07 AM

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コメント

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下記投稿者名: mhgt


まず、久々です。お元気でしたか?

で、初っ端から 冷泉彰彦さんの事なんですけど、私も彼の記事とかニュース読むたびに、ピントがずれてる人だな・・と感じてます。まず、彼等の視野は、根底のアメリカ人の視野とはチョット遠いですね。移民的な上流社会からの視点だろうとも感じます。
(大都市留学生と同じレベルの視野なのかな?とかね)

次、オバマケアの噂と通案からの会社からの保険代が凄く高くなってるんです。今までの会社からかけた保険の方に慣れてる中流から下級上位の家計は、キット会社の保険を切り捨てて、E-insuranceと言われる安い保険に買い換える方向性になるんだと思います。最近、夫が転職しまして・・前の会社の保険も高くて驚いてた時に、今の会社・・目の玉が出るくらい高くなってるんです。ここでネットで価格を探ると・・・値段は5年前の保険料位で収まるんです。会社・・どうしちゃったんでしょ??

恐らく、今まで、10年来会社で保険をかけてた人が、システムを変えたくないと思って続行してるなら、異常なくらいの掛け金を給料から取られる事でしょう。これに対して、会社はドンドン、パートタイマー依存になって来てます。(保険の義務が無いから)
但し、保険の義務を称するフルタイマーだって、掛け金見た時、「月家族保険で$1千って!!」って驚く事もあるんじゃないでしょうか?

オバマケア・・・最悪です。それじゃなくてもSSNの差し引き、凄く高くなってます。で物価も高いです。

オバマケアの状態に反対しない人の方が、おかしいですよ。
(福祉依存か、金持ちだけでしょ?反対しない人は・・)

上記投稿者名: mhgt Author Profile Page 日付 October 21, 2013 2:48 PM

下記投稿者名: Yuko Graham

我が家は個人契約でカタストロフィックプランを持ってたんですがキャンセルされました。次どうするか旦那と検討中ですが、今までの契約は家族4人で450ドルだったのが新しいプランでは750ドルですよ・・・。私だけ会社の提供する保険に入るという選択肢も考えたんですけど小さい会社なのでこっちは会社が半分負担してくれても440ドル(PPO)か240ドル(HMO)なので家族で同じプランに入った方がマシ・・・とはいえ、保険料ほぼ2倍ってどういうことなの、と思います。
現在の保険に満足している人はキープできるって言ったのにこの大嘘つき!と叫びたい。

上記投稿者名: Yuko Graham Author Profile Page 日付 October 24, 2013 7:13 PM

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