July 7, 2013

オバマが大統領だからといって自分が提案したオバマケアを一部修正する権限はない!

オバマ王は本気で自分が王様だと思っているらしい。オバマ王は自分が提案したオバマケアと呼ばれる国民皆保険制度の一部を一年間見送ると勝手に発表した。だが議会で通った法案は議会にのみ修正権限があるのであり、いくらオバマ王が自分で提案した法案だからといって自分勝手に修正する権限はないのである。スティーブ・キング下院議員はオバマ王に対し、法案修正は議会を通すべきだと主張した

「オバマ大統領には自分の法案を調整する権限を憲法上持ち合わせていない。」とキング議員は主張。「憲法上、大統領が法律を簡単に免除する権限はない。どれほど自分の法案を差し止めたいと望んだとしても、それが出来るのは議会だけだ。

「二年前、オバマ政権は国土安全保障省の役人を通して国家の移民法を施行しないと発表した。今回政権はブログにおいて財務省の副長官を通じて大統領自身の健康保険法の雇用主に対する罰則を施行しないと発表した。我が国は憲法共和制度であり、議会が設立した法律によって統制されている国だ。役人たちのメモやブログで統制されているのではない!」

さて、オバマ王が見送るとした法律の一部というのは、就業時間が週に30時間以上の従業員が50人以上居る企業の雇用主に対し健康保険の提供を強制するもので、それに従わない企業は高額な罰金が課せられるという部分だ。この施行は来年の1月1日から施行される予定だったが、オバマ王はこれを一年間見送ると発表したのである。ただし個人による健康保険介入強制部分はそのまま施行される予定だ。

となると、一番被害を被るのは今現在保険に介入していない個人、もしくは企業によって時間を削減され保険を失った従業員たちである。なぜならば、最近オバマケアのせいでかなりの損害を受けると考えた大手の保険会社が個人向けの保険を取りやめる方針を次々と発表。既存の保険会社も、オバマケアが強制するサービスの供給を恐れてその保険料を大幅に値上げすることになった。これまで予算の都合で保険に入らない選択ととっていた人々は、法律上保険加入を強制され、それに従わない場合は税金によって罰金を取られることになったのである。

いったいこれの何が保険制度改良なのだ?何が「お手軽医療保険」なのだ?

日本の皆さんは、日本の保険制度を考えてオバマケアがそれと同じような制度だとお考えかもしれない。だからアメリカ市民がどうして国民皆保険に反対するのか理解できないかもしれない。だがオバマケアは日本の国民保険とは雲泥の差がある。いや、差というよりも全く異質なもので誰にも理解できない化け物である。

オバマケアによって得をする国民は唯の一人も存在しないのである!

オバマ王が法律の一部を差し止めるなどと、憲法も議会も無視して勝手なことを言っているのも、オバマ王に政治献金する企業から苦情が殺到したからだ。今オバマケアを実施すれば次回の選挙に響くと考えたオバマ王は次回の選挙の後まで法律施行を見送ろうと考えたのである。

だが、自分で良しとして通した法律の施行が選挙で不利になるというのは、いったいどういう法律なのだとカカシは聞きたい!本当に国民の医療保険を改良する法律であるならば、オバマ自身が本気でそうなると信じているのであれば、自分から率先して保険に加入してしかるべきだし、自分を支持する企業らも真っ先に加入を希望するはずである。それが何故政治献金を多額にしている企業はオバマケアから免除されるのだ?これではオバマケアは保険制度改良法どころか、自分の言いなりにならない企業への罰則でしかない。

「俺様の言う通りにせんのなら、オバマケアを強制するぞ!」

オバマ王の望む国家はオバマの独裁である。最初から国民皆保険などオバマは考えていなかったのだ。オバマはこの法律を悪用して国民を独裁しようというのが狙いだったのである。

民主党が多数議席を握る上院なオバマのこの独裁を黙認するのであろうか。

多分ね。

July 7, 2013, 現時間 11:23 AM

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