May 26, 2013

スマホで台無しになった三日連休

この間、ハワイのデゥークスという有名なレストランで主人と食事をしていた時、はす向かいに若いカップルが座っていた。見た感じ、明らかにデート中ではあったが、まだつき合い始めといったふうに見えた。女性のほうは長い黒髪に豊満な体型。黒いミニドレスが非常に似合っている美人だった。男性のほうはごく普通で、こんな美人にはもったいない感じ。だがカカシが気になったのは、彼女がテーブルに肘を付き、彼氏に甘い眼差しを送っているのに、彼氏の方はテーブルに置いたスマホに夢中で彼女の方に全く目を向けていないことだった。座ってから食事の注文をして食べている最中ですら、彼はスマホに指をすべらせ、たまに彼女が彼の手に自分の手を伸ばして来ても完全無視。デザートが出て来る頃には彼女のほうが完全に白けて腕を組んで椅子に深く座り込んでいた。あ〜あ、あれがお見合いだったら縁談は無理だな、、なんてカカシは馬鹿なことを考えてしまった。

デート中でも話せないスマホ。いったい彼は何にそんなに夢中になっているんだろう?最新技術についていけないおばさんとしては非常に不思議。もっともこの現象、特異なことではないようで、最近はスマホを使って週末でも働く人が結構増えているそうだ

スマホ使用者は平均一日に150回スマホをチェックするとか。これって6分間に一回の割合。政府の統計によると2011年現在、35%の人が週末でも平均五時間の仕事をしており、だいたいが残業手当どころか感謝もされていないという。

もう20年くらい前になるが、私が投資会社に勤めていた頃、セールスマンの上司は常に外回りをしていた。携帯がまだ広まっていなかった当時、上司とは常にカーフォンで連絡を取り合っていた。上司宛にオフィスに誰かから電話がかかって来て、私が「今移動中ですので」というと必ず「カーフォンについないでくれ」と言われたものだ。昔なら移動中だと言えばその間は連絡が取れなくても何も言われなかったのに、カーフォンなんて便利なようで不便だなと私はその時思ったものだ。

だが今やカーフォンどころか誰でも携帯を持っているだけでなく、スマホを使えば何でも即座に情報が得られるため、何もかもが緊急事態になってしまった。スマホでメールをチェック出来るから会社に居なくても上司や顧客からのメールを無視できなくなってしまった。何時だったか連休明けの会議の時間が変わっていて遅れたときに、「メールを三日もチェックしないなんて、言い訳にもならない」と言われてもの凄く腹が立ったことがある。自分が働いてるからって他人も週末に働いていると決め込んでる人が最近は増えたようだ。

しかしこういう働き過ぎはストレスが溜まり、かえって頭脳の働きを鈍くすると言う。頭脳は時々休めないと新しい情報を消化できずに記憶として残らないのだそうだ。だから残業を何時間もしている人が、週40時間働く人より多くの仕事をしているかというとそうでもないらしい。

私はスマホは持っていない。実は2年前までスマホを持っていたが、使い切れずに電話とデキスとが出来るだけ、という簡単に携帯に変えた。回りの同僚たちは色々と使いこなしていて便利だなと思うこともあるが、そんなことまで電話で調べなくてもいいだろうに、と思う事もある。せめてデートの時くらい、顔をあげてもいいんじゃない?

May 26, 2013, 現時間 10:30 AM

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下記投稿者名: mhgt

そうなんですよね~。
最近夫と話してたんですが・・
昔(夫の時代)だったら、目の前に女性が居ただけで、”落とす”努力をしたそうなんですが、最近の男性って??!!って。

私の夫も会社側からスマホ渡されてます。電話代全て会社持ちでプライベート使用もOKです。
が、休日とか週日の6時以降も、仕事関連電話が多いので、夫曰く、”感覚的には、24時間体制の仕事でしょ”って言ってます。
スマホ、または携帯の開発は、会社側からの”奴隷制度”のような物じゃないでしょうか?と最近感じ始めてます。

仕事とプライベートの使い分けや、区別する価値観というか・・
そういう感覚ずれてる人が多いですよ。

上記投稿者名: mhgt [TypeKey Profile Page] 日付 May 31, 2013 1:38 PM

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