November 7, 2011

激化する左翼都市占拠デモ、あちこちで警察や一般市民と衝突、ついに死者もでる

本日の新聞の見出しは、あちこちで起きた左翼都市占拠デモの暴力的な激化の事件のことばかり。ひとつひとつのエントリーを書くより、箇条書きに紹介した方が手っ取り早い。

カリフォルニア州オークランド市の暴動:日系ビジネスマン、ショットガンを使って左翼無頼漢を追っ払う。

フィル・タガミさんは、オークランドで土地開発業を営むビジネスマン。先日オークランド市で行われたゼネストに乗じて起きた左翼過激派オキュパイヤーたちによる暴動の最中、タガミさんが自分のオフィスで仕事をしていると、タガミさんのオフィスがあるオークランド市役所前にあるフランク・オガワ・プラザ内のロタンダビルに、オキュパイヤーの無頼漢達が乱入しようとした。

タガミさんは普段は自宅に仕舞ってあるショットガンを掴み、ビルの一階に駆け下り人々がビルに入って来るのを「遠慮してもらった」という。

占拠無頼漢たちはビルには入ってこなかったが、ビルの外に落書きをして帰って行った。

「私はそこに立っているのを奴らは観ていました。私がショットガンを持ち上げると、めがけてはいませんよ、ただ持ち上げただけです。」とタガミさん。「ラックしただけです。そしたら逃げて行きました。」

はあ、あのカチカチって音は凄みがあるからね。警察が何もしないなら、一般市民が自分で守るしかない。1993年のロサンゼルスの暴動でもライフルに身を固めた韓国商人の店だけが焼かれずに済んだ。

オークランド市ビジネス街では、ブロードウェイ通り沿いに14番街から16番街にかけて覆面姿の暴徒が商店やビルの窓ガラスを割、あちこちに火をつけ、警察に火炎瓶や大型爆竹などを投げるという暴行を振るった。

首都ワシントンDC、保守派コンベンションを妨害:金曜日の夜、何百人というDC占拠のオキュパイヤーたちが保守派グループの集会が行われていたコンベンションセンターのまわりに押し寄せ、出入り口に座り込みをするなどして、何時間にもわたり保守派参加者がセンターから出るのを妨げた。

そのうちの三人のオキュパイヤーと自家用車が衝突するという事故があった。ラマー・グリーン副警察署長によると、目撃者らの話から衝突は止む負えないものであったと判断。警察は三人に当たった車の運転手を逮捕する意志がないことを表明。

もちろんオキュパイヤー側の言い分は警察の発表とは完全に食い違っている。

車とぶつかった三人は病院に運ばれたが怪我は大した事は無くその日のうちに帰された。

先週、オークランドでもメルセデスにオキュパイヤーたちが跳ねられるという事故があった。その時はオキュパイヤーたちがメルセデスを囲み、ボンネットを叩いたりして威嚇したため、運転手がアクセルを踏んで道路を塞いでいたオキュパイヤーにぶつかったのだ。その時も警察は防ぎようのない事故だったとして運転手は逮捕されなかった。

オキュパイヤーたちは運転手がわざとアクセルを踏んだと抗議をしていたが、左翼の暴徒達に車を囲まれてボンネットを叩かれたりしたら、私でもアクセル踏むね。奴らが何人死のうが怪我しようが正当防衛だ。

カナダ、バンクーバー市、女性死亡、麻薬が原因か?:ついに占拠運動で死者が出た。窃盗や強姦が日常茶飯事になっていた各都市の占拠運動、殺人が起きるのは時間の問題だと思っていたが、この女性の死は殺人ではなさそうだ。

土曜日、バンクーバーで行われている占拠キャンプ現場で若い女性が倒れているのを回りにいたオキュパイヤー達が発見。死因は麻薬の過剰摂取による中毒と思われるが、詳しいことはまだはっきりしていない。警察の調べだと殺人ではなさそうだということ。

これについてバンクーバーのグレゴリー・ロバートソン市長は、

「市役員に座り込みをなるべく早く取りやめるよう、適切な処置を取るよう指導しました。安全な解決は断固必要です。」

アホか!何が今頃になって『適切な処置をとるよう指導した』だ。あんたが占拠運動家たちが勝手に集まって無法状態で野宿してるのを何日も放ったらかしにしてるからこういうことになるんだろうが。最初に奴らが市に許可も取らずに集まった時に機動隊を出動させて、さっさと力づくで追い出してしまえばこんなことにはらなかったのだ。

死んだ女性は20代前半で、占拠主催代表のローレン・ギルは、この死はいかに市による麻薬中毒患者治療サービスが必要かを象徴していると語った。自分で勝手に中毒になっておいて市に治療費払えって?いい加減にしろ!

はっきり言って、彼女の死因が急性麻薬中毒だとしても、彼女が自発的に麻薬を摂取したのか誰かに強制されたのか、今の段階でははっきりしないはずだ。彼女への暴行目当てに誰かが麻薬を忍ばせた可能性もあるわけで、簡単に事故死と片付けることは出来ないのではないか?

ところで、駆けつけた救急隊員はオキュパイヤーたちから暴力的な妨害を受け、また取材にかけつけた記者が暴行を振るわれるなどした。

オハイオ州、シカゴ、左翼暴徒ウォーカー知事を招いた晩餐会を妨害:保守派ビジネスマンが何百人か集まって静かに晩餐会を開いている最中、主賓のウォーカー、ウィコンシン州知事が演説しようとしたとき、晩餐会に客に扮して潜入していた十数人のオキュパイヤー達がマイクを使って大声で反資本主義を唱える大斉唱を行った。短いスローガンをがなり立てるのではなく、あらかじめ書いて用意してあった声明文を声を揃えて長々と読んでいる図はなにか薄気味悪い。

カリフォルニア州、ロサンゼルス金曜日、他人の服に火を付けた女性が逮捕された。同日別の女性が男性の頭をテントのポールで叩いた罪で逮捕された。同日夜、木に登って蛍光塗料を歴史的な大理石噴水に投げ来んだ男性が逮捕された。

ビララゴサ市長が黙認の形で市役所前の芝生で行われているロサンゼルス占拠運動は、これまで「平和的」だったが、たった一日で三件も暴力事件が起きたこともあり、市長は「半永久的に占拠を続行させるわけにはいかない」と発表している。市長は占拠を別の場所に移すことを主催者側と交渉中だとか。

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な〜んか納得いかないんだけどお〜、市長をはじめ地方政府が協力しているデモってのはおかしくないか?オキュパイヤーたちは、いったい何に抗議とか抵抗とかしてるわけ?

現在の失業率の多さや景気の悪さに文句があるんなら、金融機関に抗議するより、その機関の政策を可能にしている政権、つまりオバマの経済政策に抗議すべきではないか? それをオバマ王自身がオキュパイヤーたちの要求を支持しているというのだから、オキュパイヤー達が町に繰り出して抗議運動をする必要などないではないか?

そんなことするより自分らと同じ意見を持っている民主党の議員達がより多くの議席を取れるよう、オバマ再選や民主党議員らの選挙運動にボランティアでもなんでもすればいいだけの話。

自分らに同情的な市長のいる都市で座り込みや泊まり込みをやって、いったい何を得ようと言うのだ?

November 7, 2011, 現時間 10:09 AM

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