October 17, 2011

オバマ王、議会の承諾なしにアフリカに出兵、裏に左翼実業家の陰謀あり?

予算削減というと必ず防衛費から始めるオバマ王政権。ところがこの間のリビア出兵にしてもアメリカの利益に直接つながらない場所への遠征は議会の承諾なしに勝手に始める。しかも遠征した軍隊が現場で何をやるのか、オバマがブッシュ前政権に要求していた「出口方針」(それを言うなら入り口方針もない)など全くない盲滅法なやり方だ。

オバマ王はブッシュ前政権がイラク戦争を始めた時、アフガニスタンの戦争のカタがまだ付いていないのにイラクに手を延ばしてアフガニスタンから目をそらせたと散々ブッシュを叩いていた。ところがいざ自分が大統領になってみると、イラク戦争にもアフガン戦争にも全く注意を払わずに、きちんとした理由も述べずにリビアに遠征し、そして今回はなんとアフリカ遠征と来たもんだ。以下テレビ朝日の記事より:

アメリカのオバマ大統領は14日、アフリカで住民殺害などを繰り返している反政府勢力、LRA=神の抵抗軍の掃討作戦を支援するため、約100人の部隊の派遣を決めました。

 1980年代に組織されたLRAは、中央アフリカの各国で住民の殺害や女性や子どもの誘拐を繰り返しているとされ、周辺各国が掃討作戦を行っていますが、制圧できていません。このため、オバマ大統領は約100人の部隊をウガンダ、中央アフリカ、南スーダンなどへ来月中に派遣し、掃討作戦の実施部隊に情報を提供するなどの「手助け」を行うことを決めました。国防総省によりますと、派遣部隊は武器を持っていきますが、あくまで「自衛のため」としていて、直接の交戦が目的ではないとしています。

確かにアフリカ市民には気の毒なことではあるが、世界で起こる全ての非道にいちいちアメリカが関わっている余裕はないはずだ。そんなところにアメリカ軍を送り込む正当な理由が何処にあるのだ? いや、正当な理由があるのなら何故それを議会にかけて議会の承諾を得てから出兵しない? LRAの悪逆非道は何も今に始まったことじゃないだろう。議会を無視して早急に行わなければならないことではないはずだ。

こういうアメリカにとってはどうでもいいところでは身勝手な戦争を始めるくせに、アメリカの土地でレストランを爆破しサウジアラビアの外交官を暗殺しようとしていた、明らかなイランの戦争行為に対しては、のらりくらりと遠回しな言い方で経済制裁がどうの国際意見がどうのとやんわり批判するだけに終わっている。

では何故アフリカなのか?

実はアフリカ遠征の裏には左翼の実業家ジョージ・ソロスが絡んでいるらしいという説がある。

ジョージ・ソロスが重役を勤めるインターナショナルクライシスグループ(ICG)という団体があるが、この団体は2008年からオバマ政権に対してウガンダ援助を強く促して来た。今回の出兵はこの団体による熱心なロビーの賜物だった。

ソロスは人道的な慈善事業になど全く興味がない実業家である。そんな奴が何故アメリカになんの利益ももたらさないウガンダなんぞにアメリカの関与を推薦するのか。実はソロ自身がウガンダの原油田や他の産業に多くの投資をしており、ウガンダの平穏はソロの金儲けにとって非常に大事なものなのである。まさにこれこそ「石油のための戦争」なわけ。しかも、その石油はアメリカのためではなく、ジョージ・ソロスという人間の私腹を肥やし、その献金や援助を頼っているオバマ王の権力拡大のために使われるのだ。

こんな自分勝手な戦争なのに、自称平和主義者の間からは何の批判も聞かれない。ウォールストリートで大手銀行相手に座り込みなんかやってる暇があったら、こういうことを批判すべきなんじゃないのかね、左翼の市民団体は、、、

October 17, 2011, 現時間 5:53 PM

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