February 16, 2011

ホテルの風呂場で転倒、頭を打って過労死を考えたカカシ

「苺畑より」読者の皆様、ご無沙汰しております。一週間以上海の上におり、インターネットアクセスはゼロにちかく、イーメールアクセスですら一日に数行書ければいいほうだった。しかも団体口座でチームの連中には筒抜けなので、プライベートなメールなど全く書けない状態だった。(ミスター苺へのメッセージは送信が確認できたら即消していた。)

そんな生活が先日やっと終わって、一昨日はホテルの部屋で一晩だけだが一人でゆっくりする事が出来た。ひさしぶりに一人の部屋。ゆっくり髪の毛でも洗おうとバスタブ付きのシャワー室へ。シャワーの水の出を調節しようと手を延ばした瞬間、濡れたバスタブの底で素足がすべってすってんころりん。頭の横のほうを湯船の端のほうにあった大理石に強くぶつけてしまった。

転んだ時にシャワーカーテンをつかみ、湯船の淵をつかんだことで、多少転倒の速度を緩めたのか、頭をぶつけた割にはさほど痛くなかった。しかし、すぐ立ち上がるのも危険かもしれないとそのまま湯船にねそべり、顔にかかるシャワーのお湯を無視してじっとしていた。

その時ふと私は「こんなふうに死んじゃったら、かなり格好悪いよなあ〜」と思った。翌日に掃除のおばさんが湯船でひっくり返ってる素っ裸の中年女性の遺体を発見、なんて絵にもならない。同僚や親戚などから「カカシさんはホテルの風呂場ですべって転んで死んじゃったんだって」なんて言われるのも嫌だしな。

風呂場で転んだくらいで、なんで死ぬとか考えるんだ、と言われればそれもそうなのだが、(でも意外と風呂場での事故死ってのは多いらしい)私のように出張が多いと、出張先のホテルで一人寂しく死んでしまうという恐怖は常に脳裏にある。何故ならそうやって死んでしまった同僚や仕事関係の知り合いが結構いるからなのだ。

普通、過労死というと、法律上は脳や心臓の疾患のみが考慮されるが、過労によって誘発される他の病気、たとえば肺炎、胆石、胃潰瘍、なども立派な過労病だと思うし、睡眠不足で居眠り運転して事故死した同僚の死も、過労死だったと言えると思う。

私のやってる仕事は、肉体的にも精神的にも非常にキツい仕事だ。理想的には若い男の仕事だ。カカシみたいな中高年のおばさんがやるような仕事じゃない。それをいうなら50過ぎのおじさんがやるような仕事でもない。ただ、問題なのはそのくらいの年にならないと経験上このような立場には立てないから、必然的に中高年のおじんやおばんが老体にむち打って頑張ることになる。

一時、日本人ビジネスマンは世界でも働き者と評判だった。だが、アメリカ人がそれほど働き者だというイメージはないかもしれない。だが、どうしてどうして、私の回りには働き過ぎのモーレツ社員はざらで、過労死候補者がいくらでもいる。

一年半くらい前、担当の部長が突然辞めて、定年間近(62歳)の他の部長が代わりに企画担当にされたが、担当になって数週間もしないうちに、この部長は肺炎にかかってホテルの一室で死んでいるのを発見された。彼が亡くなる一週間くらい前に、私もその企画に参加するしないで、その部長と電話で話したばかりだったので、彼の死を知らされた時は非常なショックだった。

彼が亡くなる数日前から、咳き込んで息苦しそうにしている部長に回りの人が医者に診てもらうように薦めていたそうなのだが、忙しさにかまけて、後回しにしていたことが病気悪化の原因らしい。今時、肺炎で死んでしまうなんて、医学がいくら進んでいても、利用しなければ意味がない。

実はここ2〜3年の間に、同じような仕事をしている40代後半から50代の同僚や仕事関係の知り合いがばたばたと逝ってしまった。同年代のカカシとしては身につまされる思いである。

もっともこうした人々に共通する点としては、日頃から健康管理が良く出来ていなかったこと(飲み過ぎ、吸い過ぎ、食べ過ぎ)、多忙を理由に適度な休暇を取っていなかったことなどが上げられる。

私も出張中は生活が不規則になるので、仕事の合間に仮眠を取るようにしている。出張前にはちょっとした風邪でも病欠をとって自宅静養したり、毎年の健康診断は欠かさず受けている。

人から怠けているとか言われても気にしない。無理して死んだら誰が責任をとってくれるというのか? 一年のうち90%は出張していて、55歳で肺がんで死んでしまった先輩の女性の二の舞はしたくない。

なんだか本日はとりとめのない話になってしまったが、出張帰りで疲れているので、ブログ更新は明日から。

帰宅した南カリフォルニアは、朝から雨である。

February 16, 2011, 現時間 9:19 AM

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