August 14, 2010

オバマ王はイスラム教徒? ラマダンを祝ってホワイトハウスで晩餐会。911被災地の聖廟建設も強く支持。

今日のニュースを読んでいたら、オバマ王がホワイトハウスでラマダンを祝う晩餐会を開くという記事が目についた。

オバマ大統領は金曜日の夜、ホワイトハウスのダイニングルームにて、イフターと呼ばれるラマダン期間の特別な晩餐会を主催する。

オバマは去年にも同じような集まりに参加している。

イフターのような祝賀会は「我々が共通に持つ主義と正義、発展、寛容、そして人間の尊厳といった事に関するイスラム教の役割を思い起こさせる。」とオバマは水曜日の声明文に書いている。

「ラマダンは偉大なる多様性と人種平等の教えを祝うものであり、イスラムが常にアメリカの一部であり、アメリカのイスラム教徒が我が国に非常な貢献をしていることを思い出させるものです。」

いったい何を頓珍漢なことを言ってるのだろう? イスラム教に正義だの発展だの寛容だのという観念はない。イスラム教にとっての正義はイスラム教の教えに厳格に従うことであり、発展はイスラム教の基本からはずれるものであり、他宗教を許容するなどもってのほかだ。イスラム教は他宗教を完全に否定する宗教なのだ。ユダヤ・キリスト教と発端は同じでもモハメッドの教えは当初からユダヤ・キリスト教とは相容れない宗教である。

イスラム教にも色々な宗派があるが、それぞれ憎み合って殺し合いをしている。人間の尊厳などという観念は異性に目配せしたと疑われた程度の乙女が投石の刑に処されて虐殺されるような国々に存在しない。

そんな宗教をわざわざ選んでホワイトハウスで祝福するということに、政治的にいったどんな意味があるというのだろうか。

ヨーロッパ諸国のようにイスラム教徒の政治権力が強くなってきている国ならばともかく、アメリカ国内におけるイスラム教徒の数などたかが知れてるし、イスラム教圏からの移民の歴史も他の国々の移民の歴史に比べたらかなり浅い。

アメリカ社会に貢献したというなら、仏教やヒンドゥーなどのほうがよっぽども歴史が長いはずだ。イスラムを祝うなら、何故その他の宗教も祝わないのだという不思議な疑問が出てくる。何故イスラム教だけが特別なのかと。

ま、バラク・フセイン・オバマというくらいだから、オバマ王がイスラム教徒なのではないかという疑いは大統領候補の時代から結構おおっぴらに言われて来たことだ。オバマ王のケニア人の実夫もインドネシア人の継父もイスラム教徒だったし、自分も子供のころはイスラム教の小学校に通っていたこともあるくらいで、オバマ王とイスラム教はこれまでの大統領には見られない深いつながりがある。

オバマ王自身は、自分はキリスト教徒だと言い張っているが、オバマの通っていたキリスト教会はジェラマイヤー・ライトなんていう白人への人種差別まるだしのおっさんが牧師をやってたカルトみたいな協会。

はっきり言って、イスラムにしろキリストにしろ、オバマに宗教心などあるとは思えない。

アメリカには国教というものはないが、アメリカの道徳的価値観はユダヤ・キリスト教が基盤となっている。アメリカ人は一見自由奔放に見えるが、意外と宗教心の強い保守的なところがある。だからブッシュ前大統領が主イエスによって人生を変えられた、などと発言しても一部のリベラルを除けば特に気持ちの悪い発言とは受け取られなかった。いや、かえって国民からは自分と同じで信心深いという良い印象をもたれたことだろう。

自分はそれほど信心深くなかったクリントン元大統領ですら、アメリカ人のこの信心深さを充分に心得ていて、日曜日には分厚い聖書を持って協会へ通う姿を見せるなど、政治的に賢い行動をとっていた。

そういう風土にありながら、反アメリカ精神をむき出しにして常にアメリカを攻撃し、アメリカ本土で大テロ行為までやらかしたテロリストが狂信するイスラム教に、アメリカの大統領たるものがやたらに迎合するというのは、はっきり言ってアメリカ人として気色悪い。

オバマによるイスラム教徒への迎合はラマダン晩餐会に留まらない。

実は2001年の911同時多発テロが起きたグラウンドゼロと呼ばれるニューヨークに、イスラム教文化センターが建てられつつある。

イスラム教の名の下に大虐殺が行われた土地にイスラムの教えを説く文化センターを建てるなど、無神経にもほどがある、というのが一般人の感情だ。日本で長崎や広島でアメリカ軍の核兵器研究センターなどが建てられるのと同じくらい地元民の神経を逆撫でするこれ見よがしの建設である。

いうまでもなく、保守派のみならず、アメリカ国民の70%近くがこの建設に反対している(CNNの世論調査では68%が反対と応えている。)

ところがオバマ王はラマダン晩餐会に集まった客達の前で、これみよがしにグランドゼロの聖廟建設を支持すると発言した。

一国民として大統領として、私はイスラム教徒もこの国の他の人々と同じように自分たちの宗教活動をおこなう権利があると信じます。

宗教の自由と個人の所有権を信じるカカシとしても、アメリカ国民が正当に買った土地において、ゾーニングなどの地元の法律を侵さない限り、聖廟だろうとストリップ場だろうと、地主の意志は尊重されるべきだと思う。

だが、何事にも例外というものはある。ニューヨークのど真ん中に、しかも911テロがあった場所からたった二つしか通りを隔てていないところに、一億ドルもかけて反アメリカ及びアメリカ攻撃の教えを堂々と説くような施設を聖廟を建てることには問題があり過ぎる。それをきかれてもいないのに、アメリカ人を守る立場にあるはずの大統領がわざわざ支持すると表明することに、いったい何の意味があるというのだろう?

聖廟建設には大賛成のマイケル・ブルームバーグ、ニューヨーク市長は、オバマ王の支持は大歓迎だが、地元市民はといえば、オバマ支持者の間ですら、オバマ王のイスラム教への異様な思い入れに関して怒りがつのっている。

特に、911で身内を失った犠牲者たちの間では、「バラク・オバマはアメリカを見捨てた」という批難の声が上がっている。

911犠牲者家族の会の報道官であり、自分も911で妹を失ったデボラ・バーリンゲームさんは、聖廟の建設は「あからさまな挑発行為であり、アラーの名の下にさらなる流血を促すものだ」と強く抗議している。

消防士だった息子をなくしたサリー・リーゲンハードさんは、大統領は問題を理解していないと語る。「オバマの支持者として、大統領は肝心な点を見失っていると感じます。これは宗教の自由の問題ではありません。これは911で家族をなくした人たちに対して無神経過ぎる行為なのです。」

ニューヨーク代表、ピーター・キング下院議員(共和)も、「オバマ大統領は間違っている。イスラム教市民がグランドゼロの日陰に聖廟を建てるなど、無神経で冷酷すぎる。」

無神経というよりも、バーリンゲームさんがいうように、これはあからさまな挑発行為だ。明らかにアメリカ本土で3000人からなる犠牲者を出したテロ行為を讃える行為だ。それを支持するオバマ王は断じてアメリカの大統領とはいえない。

オバマ王は口を開く度に、どれだけ自分がアメリカを憎んでいるかを表明する。そのことにアメリカ市民はやっと気が付きつつある。

反米政治家にアメリカを乗っ取られたくなかったら、我々愛国者は次の選挙で民主党から議会を奪い取るか、少なくとも多くの議席を得る必要がある。そして2012年の大統領選ではオバマ王を決して再選させてはならない。オバマ王の目的はアメリカ破壊にあるのだから。

August 14, 2010, 現時間 3:37 PM

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