May 2, 2010

中国への迎合は反日を煽るだけ

どうも日本とかアメリカのリベラル連中は、こっちが相手に好意を示せば相手もそれを理解して好意を示してくれるという甘っちょろい考えを持っている人間が多い。世の中には、こちらの好意はこちらの弱さと解釈してそれにつけ込もうとする相手がいくらでもいるのだということを解っていない。

今回の上海万博における日本の異常な気の使いぶりがまさにその馬鹿さ加減を象徴している。

 【上海=加藤隆則、比嘉清太】多くの国のパビリオンが国旗を掲げる中、上海万博・日本館は1日、日の丸の掲揚を見送った。

 担当者は「過去の万博でも掲げなかったことはある」と説明するが、反日感情に配慮した措置と見られる。日本産業館スタッフも「政治にかかわることがないよう展示内容には気を使った」と話している。

 中国では抗日戦争を題材にしたテレビ番組が頻繁に放映されており、日の丸が軍国主義の象徴と受け止められる傾向が強い。

反日感情が怖くて国旗を掲げられないくらいなら、最初から参加するな、このアホ!と思ったのは私だけではなかったらしく、そんな弱腰ならとっとと閉館して帰って来いと呼びかける声もあるようだ。

相手がどう取ろうと、日の丸は日本の国旗だ。日本が日本であることを止めるというならともかく、その国旗を掲揚するのに他国に遠慮する必要がどこにある? はっきり言ってだ、日本が常に中国に対してへいこらした態度を取ることこそ、日本をより悪い立場に追い込むことになるのだ。歴史を知らない中国人や外国人からしてみれば、このように日本が常に自分らの非を認めているということは、日本はよっぽど中国に後ろめたいことがあるか、でなければ中国の偉大さに心底恐れを成しているかのどちらかか両方だと思うだろう。

外交の相手にそのように思われて、公平な立場での外交関係など成り立つはずがない。過去に何があったとしても、過去は過去。今の日本の政権とは無関係であり、今の日本が中国に遠慮する必要等全くない。だいたい中国は他国の人権迫害など批難するような立場か?

日本は日本であることを恥じているような行為を諸国に見せるべきではない。そんな遠慮は決して美徳とは取られない。弱体国の卑屈な態度と取られて軽蔑され、かえって反日感情を煽るだけだ。

May 2, 2010, 現時間 5:53 PM

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