July 22, 2009

クリントン国務長官のイラン核武装容認発言にイスラエルが抗議

先日タイのバンコックを訪れたヒラリー・クリントン米国務長官の、イランが核攻撃を仕掛けた場合にはアメリカは同盟国を「防衛の傘」によって守る用意があるとの発言が、イスラエル側から「すでにイランが核武装する前提で話をしている」として抗議の声が上がっている

問題の発言は、クリントン国務長官がバンコックを訪れた際に地元のテレビでされたもので、クリントン長官は、バラク・オバマ大統領はイランの核武装についてイランと交渉する用意があるとしながらも、核爆弾の取得はイランのためにならないと警告した。

「戸は開けたままである。」と核兵器プログラム交渉についてクリントン氏。

「しかし、我々は過去に何度も明らかにしてきたように、地域の同盟国をの防衛を強化するために(イランにとて)打撃的な行動を取る。」と氏は語った。

氏の「打撃的な行動」とは過去に制裁のこと指していた。.

「我々はイランに正確な審査を計算して欲しいと思っている。もしアメリカが地域に防衛の傘を広げた場合、湾岸地域に今以上の軍事援助をした場合、イランがいまよりも強くなるということはないだろうということを。」

「彼らが一旦核兵器をもちさえすれば、地域を脅迫し独裁できるという考えはできなくなるはずだ。」

しかしこの「防衛の傘」発言は、イスラエルから、すでにアメリカがイランの核武装を前提としてものを言っており、アメリカはイランの核武装と容認した形になっていると批判。イスラエル諜報サービス省の(Intelligence Services Minister)ダン・メリドア(Dan Meridor)長官は、クリントン女史の発言について、「イランが核武装する可能性を容認したかのような」発言であり間違っていると批判した。

「これは間違いです。」とメリドア氏。「我々は今の段階でイランが核兵器で武装することができると仮定すべきではありません。」

これに対してクリントン女史は、アメリカはこれまでの方針を変えたわけではなく、今後もイラン核武装を阻止する方針を継続するつもりであり、先の発言はイランの核武装追跡に対する単なる警告だったのだと釈明した。

はっきり言って、イスラエルの心配は当然のことだ。オバマ政権ほどイスラエルをコケにした政権も珍しい。ミスター苺など、オバマは完全なアンタイセマイト(反ユダヤ人)だと言ってはばからない。だいたいオバマが恩師として仰いでいたなんたら牧師の反ユダヤ主義は悪名が高いし、この間も自分がオバマ大統領と会見できないのは、オバマを囲む「ユダ公どもが会わせてくれない」と取材に来た記者に平気で言っているくらいだ。

ヒラリー・クリントンも大統領夫人時代にパレスチナの独立を認めるべきだなどとクリントン大統領の意向も無視してかってな発言をしたことがあるし、個人的にヒラリーを知ってる人たちの間では、ヒラリーのユダヤ人嫌いは周知の事実なんだそうだ。

オバマ政権にはヒラリーはじめ、反ユダヤ派の人間が名を連ねている。そのことをイスラエル政府が知らないはずはない。となれば、ヒラリー・クリントンのこのような軽率な発言にイスラエルが過敏に反応したとしてもイスラエルを責めることは出来ない。

ブッシュ大統領が断固として避けてきたイランとの交渉も、オバマはイランに媚びへつらって嘆願している。そういう態度を見ていれば、イスラエルはオバマはイスラエルを生贄の羊としてイランに差し出す日も近いと判断すべきだろう。カカシがネタニエフ首相の立場ならば、アメリカなど当てにせずにイランの核兵器基地を今すぐにでも攻撃するところなんだが、、、、、

July 22, 2009, 現時間 3:34 PM

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