January 18, 2009

ベルギーはガザなのか?

イスラエルのガザ攻撃に抗議して、ヨーロッパ各地で抗議デモが起きていることは読者の皆様もご存知のことと思うが、ことイスラム教徒が関わると、こうしたデモは単なる抗議を通り越してユダヤ人憎しの暴動へとつながり、ヨーロッパ居住のイスラエルとは無関係なユダヤ教徒があらぬ暴力の対象となる。ヨーロッパ各地でイスラム暴徒による暴力沙汰を見る度に、ヨーロッパはイスラム教移民の受け入れを深刻に間違えたと思わざる負えない。今となってはヨーロッパ諸国はイスラム教徒の移住を全面的に禁止する必要があるかもしれないとさえ思う。

イスラム教の移民が多いベルギーでは、ずいぶん前からイスラム教暴徒の暴走が問題になっていたが、今度の戦争をきっかけにベルギーのイスラム教暴徒たちはその凶暴性をさらに激化させている。

下記はダイアナ・ウエストのサイトに載ったベルギーはアントワープ市の元警察官のエッセイから。

2008年12月31日、AEL、訳してアラブ・ヨーロッパ連合(もちろんハマスとヒズボラの支持者たち)という過激派主催の抗議デモがアントワープ市で行われた。この市はヨーロッパでもユダヤ教徒の人口が最も多い市である。デモの間何百という覆面のイスラム教徒たちがユダヤ教徒が多く住む地域付近のBorgerhoutに集まった。抗議者たちは口々に「ユダ公出て行け」「ハマス!」「ヒズボラ!」と唱えるというより戦いの雄叫びを上げていた。行進の前からアントワープのイスラム教徒が密集している居住区にはガザの紛争はユダヤ人のせいだというビラが配られた。 行進の間、イスラム暴徒らは数々の店や車を破壊し、警察官二人に重傷を負わせた。行進者たちはユダヤ人経営のダイアモンド店に向かおうとしたが、かろうじて警察によって妨げられた。

三日の土曜日、モスレム達(イスラム教徒)はアントワープの歴史ある中央部にあつまり、パレスチナへの同盟を近いと同情の念を表現し、パレスチナ運動に支持を示した。警察は95人の抗議者を逮捕した。その何人かは火炎瓶や銃やペパースプ例などを所持しており、あきらかにユダヤ教徒やユダヤ関係のものを攻撃するつもりだった。その同じ晩、子供12人が眠るあるユダヤ人家族の家に火が放たれた。幸い家屋だけが破損しただけでけが人は一人も出なかった。ベルギーの法律では人が居る家への放火は直接的な殺人未遂であり、有罪になれば20年間の禁固刑となる罪である。

ブルッセルではベスヒレルシナゴーグ(ユダヤ寺院)に火が付けられた。ブルッセル市中央では抗議デモが暴動に変わり、モスレムと警察のもみ合いになった。 店のガラス窓は割られ、車が破壊された。この事件がおきたのは夕方の早い時間で、冬のセールの初日ということで多くの買い物客でにぎわっていたが、店主達は買い物客を守るために彼らを店内に入れたままドアを閉めて鍵をかけた。マクドナルドの店内は完全に破壊されてしまった。

ベルギー内のユダヤ教徒やユダヤ標的への暴力はアラブ人ヨーロッパ連合(AEL)だけに責任があるのではない。他にも得体の知れないイスラム教過激派組織がテキストメッセージなどを通じてモスレム市民にユダヤ標的への攻撃を呼びかけ、街頭デモや暴動でユダヤ人居住区と関連のあるものを片っ端から破壊することを煽りたてた。"Composantes de la Communauté Arabe de Belgique" (CoCABe)という組織はブルッセルの3000人のモスレムを集め、パレスチナへの支持とアンチユダやのスローガンを叫び散らした。

ユダヤ教学校や寺院、ユダヤ系マガジンなどに数通の脅迫状が送られている。ベルギーの内省や警察ではこの先数日もしくは数週間に渡って、増加するであろうユダヤ人への暴力に備えて警備体制を固めている。

こういう記事を読むと、ベルギーおよびヨーロッパはイスラム圏からの移民を全面的に廃止すべきだという気になる。彼らを最初に受け入れた時に、もっときちんとした受け入れ態勢をつくっておけば、一世代後の今になってこのような結果を生まずにすんだはずだ。しかし時すでに遅し。

今となっては、モスレム暴徒は厳しく取り締まる以外にない。

January 18, 2009, 現時間 8:05 PM

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コメント

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下記投稿者名: oldman

私が以前から申していますように、ヨーロッパは致命的とも言える歴史的大失敗をしました。
1千万人ものイスラム教徒を受け入れてしまったわけですが、追い出すことは不可能です。新規の移民を禁止するとしても、すでに入り込んだイスラム教徒の人口比率は次第に上昇するでしょう。何百年か後には白人は少数民族に転落します。米国はもっと深刻で、若年層ではすでに白人は少数派です。
白人、というよりキリスト教徒、の高いモラルが欧米文明の基礎をなしていたわけですが、それが崩壊し、混沌たる社会が出現するでしょう。

日本は欧米の失敗に学び、移民鎖国をしなければなりません。だが、近い将来、難民という新たな問題が浮上するでしょう。

中国経済のハードランディングが予想されていますが、それに伴って社会の混乱が深刻化するでしょう。行政機能の停止や、犯罪の横行などにより人々の生活が根底から破壊され、その結果、大量の難民が発生し、周辺国にあふれ出すでしょう。
すでにミャンマーやバングラデシュから難民が海上にあふれ出して悲惨な状況になっていますが、中国からの難民が加わることになれば、この世の地獄が現出します。一部は日本にもやって来るはずです。
その時、日本人は心を鬼にすることが出来るか、民族の存続をかけた戦いが繰り広げられることになると予想しています。

上記投稿者名: oldman Author Profile Page 日付 January 19, 2009 4:51 PM

下記投稿者名: Sachi

oldmanさん、

ヨーロッパのイスラム教移民の暴走を観ていると、日本もそうならないように移民鎖国をする必要があるという気持ちになるのは全く当然だと思います。

ヨーロッパの過ちはイスラム教徒移民を受け入れたことではなくて、その受け入れ方に問題があったのです。一世代目の移民達は過激派ではなかったし、母国の独裁や弾圧から逃れてやってきた普通の人たちだったのに、ヨーロッパ諸国がこれらの人々を自国の人間として扱わずに差別したり特別扱いしたりしたことが二世代目を過激にさせた原因です。

無論、これは受け入れ国だけの責任ではありません。他の国からの移民は、細々とでもその国に溶け込もうという努力をしているのに、イスラム圏の人間は自分らのやり方を無理矢理押し通そうとする悪い習慣がありますから。

移民に自国の習慣や法律を適応できないのであれば、移民を受け入れるべきではありません。その体勢が出来ていないうちに大量の移民を受け入れれば、日本もヨーロッパの二の舞です。そうならないためにも移民鎖国にしろ移民受け入れにしろ、早急な対策を立てる必要があると思います。

カカシ

上記投稿者名: Sachi Author Profile Page 日付 January 20, 2009 6:12 PM

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