November 16, 2008
オバマ次期大統領はアフガニスタンをどうするのか?
次期大統領のバラク・オバマは、以前からアメリカはイラクに焦点をあてすぎて、危険なアフガニスタンやパキスタンの状況を無視してきた、アメリカはこれらの国々にこそ焦点をあてるべきなのだと主張していた。ついにオバマのその希望が叶う時が来た。
平穏化が進むイラク状況に対して、アメリカはイラク戦争に勝ったと報告しているマイケル・ヨンは、アフガニスタン及びパキスタンの状況は急激に悪化しているいう。
我々の敵は勝っている。奴らはそれを知っている。我々もそれを知っている。敵とは誰か? 第一の敵は地元に深い根を持つタリバンだ。アルカエダもうろうろして問題を起こしている。国境でのプシュトン族の台頭を面白く思わないパキスタン人の一部も我々の敵だ。奴らはタリバンに隠れ家や金を提供している。我々が彼らにタリバン退治の援助を頼っているにも関わらずだ。このあたりで起きることは何一つ一筋縄ではいかない。アフガニスタンには他にもタリバンを嫌う我々の敵もいる。
アフガニスタンの担当はNATO(北大西洋同盟)の管轄だが、アメリカ以外で積極的に貢献している国といえば、イギリス、カナダ、オーストラリア、オランダくらいなものだ。後の諸国は軍は出しているとはいえ、戦闘には一切参加していない。
マイケルはアフガニスタンにもっと多くのアメリカ軍を出動させるべきだという。オバマ次期大統領がアフガニスタンの状況悪化をブッシュ政権のせいにすることは間違いないが、誰に責任があるにしろ、今後どうするかはオバマ次期大統領の肩にかかっている。
皮肉なことではあるが、オバマ次期大統領は選挙中のイメージとは違って、決して平和的な大統領とはならないであろう。何故なら世界は危険な状況にあるからで、平和平和と言ってるだけでは問題解決にはならないからだ。
そんなオバマの司る戦争においては、イラク戦争のような反戦運動は起きないはずだ。何故ならアメリカの平和運動家と言われる奴らのほとんどは共産党のまわしものか、過激派のリベラルで、彼らは保守派の戦争には大反対でもリベラルのやる戦争には熱意をもって支持するからだ。平和運動かが聞いて呆れる。
誰が大統領でも、アフガニスタンやパキスタンの問題を放っておくわけにはいかない。戦争をエスカレートさせることで結果的に問題解決につながるといのであれば、それがオバマ総司令官のもとであろうとも、カカシはそれを支持する。ただ、オバマは戦争には全く知識も体験もない。オバマが最初の挑戦で崩れてしまうのではないかと非常に心配だ。
オバマはいまのところヨーロッパ諸国で人気があるかもしれないが、オバマがアフガニスタン紛争にヨーロッパの協力を求めたら、ヨーロッパのオバマファン達はどう反応するのであろうか?興味深いところである。
November 16, 2008, 現時間 10:39 AM
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