January 17, 2008

左翼変態フェミニスト小山エミの正体 ー 改訂版

アップデート2015年5月10日現在:最近小山エミちゃんは話題の人になったらしく、エミちゃんの名前で検索すると拙ブログのこのページに行き着く人が多いようだ。しかし2008年現在で書いた私の小山エミに関する解釈にはかなりの誤解があった。先ず最近エミの昔の論文を読んでいて確認したことは、小山エミは女性ではなく、男から女へと転換したいわゆるMTFというトランスジェンダーだということ。慰安婦問題の関連でこのページに来られた読者諸君にはだから何なんだ、という気もするかもしれないが、実はエミの活動事態がフェミニズムに関連しているので、女性の立場からフェミニズム活動をするか、トランスとしてするかではかなりの違いがあると思うので、一応記載しておく。では、下記は本題。

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先のエントリーで小山エミについて延々と書いてきたが、最近わかったことで私の小山の分析にはちょっと誤りがあったことに気が付いたので、改訂版を出すことにした。

小山エミのブログエントリーを2〜3読んでいて私が最初に持った印象は次の通りだ。

このブログ経営者のmasckaさんという人は、そのブログの内容を読む限り、オレゴン州のポートランド在住で、女性学(特に性に関する)専門の教授らしい。アメリカ各地の大学で講演などを活発に行っている人のようだ。

しかしアメリカのフェミニストを見慣れているカカシからみるとmasckaさんは典型的なアメリカの左翼系(多分共産主義者)レズビアンフェミニストに見える。いやいや彼女が同性愛者だという言っているのではない。私がこれまでに遭遇したそういう部類の人に似ている、といっているだけだ。

これに対して小山エミはこう反応した。

この人がレズビアンフェミニストを見慣れているとは到底思えないけどなぁ。わたしはフェミニズムの中でも、レズビアンフェミニズムと根本的に対立する立場なんだけど。

...

 一応念のために言っておくと、レズビアンフェミニズムとはレズビアンたちによるフェミニズム、ではない。レズビアンフェミニズムというのはラディカルフェミニズムの一派で、主に異性愛者の女性たちが、レズビアンという存在を自分たちに都合のいいように勝手に解釈し、植民地化して名乗ったものであり、本当にレズビアンの女性にとってはかなり迷惑な思想なのね。...

...業界人でもないカカシさんがそんなにかれらに遭遇しているとは思えないのね。だからカカシさんはレズビアンフェミニズムが何であるかも知らずに、レズビアンフェミニストではない、ただのフェミニズムを主張するレズビアンのことを「レズビアンフェミニスト」と呼んでいるんじゃないかな、と想像する。

「私はレズビアンじゃありません!」といわないところをみるとかなり図星だったらしい。

私は小山エミの英語のサイトで、彼女が書いている自己紹介を読んで、てっきり私の第一印象は正しいものと勘違いした。

小山エミは2001年から2002年まで最初はインターンとしてISNAに入り、後に活動家のスタッフとなる。ISNAでの体験を生かして、エミはディレクトインターセックスイニシャティブというインターセックスの擁護活動団体をオレゴン州のポートランドを基盤に発足。全国の大学キャンパスを回ってインターセックス、家庭内暴力、障害者説、風俗業者などについて多様な主題でレクチャーを行っている。

エミ・コヤマは自分のことを尻軽女であると書いている。そしてフェミニスト、東洋人、生き残り、レズ坊、おカマ、売春婦、両性体質、ジェンダークィアー(?)そしてクリップポリティクス(?)といった多様の社会問題を取り上げている活動家なんだと説明している。1975年からフェミニスト活動をしているんだそうな。自分が同性愛者でなければ他人のことをダイク(レズの侮蔑的な呼び名)とかクイアー(男性同性愛者の侮蔑的な呼び名)などというはずがない。...

小山エミに関しては彼女が本当にレズビアンだとは知らなかったので、単に典型的な「過激派フェミニスト」という意味でこれまでに出会った過激なレズビアンフェミニストに似ていると思ってそう表現しただけだ。それが本当にレズビアンだと言うのだから笑っちゃう。業界人でもないカカシさんにしてはすごい勘じゃありませんか?(笑)



Feminist Emi Koyama

自称尻軽女、左翼フェミニストの小山エミさん

しかし、その後小山エミといくつか会話を重ねるうちに、彼女の政治思想は共産主義というよりも、ファシストに近いと思うようになった。なぜならば、彼女は企業がすべて国営であるべきという共産主義特有の考えは持っておらず、企業が法廷などを通じて政府によって厳しく規制されるべきであるという姿勢だからだ。一応自由市場を信じているとは言うが、市場が問題解決できない時は政府の介入を容認するという考えで、アファーマティブアクションやクォータ制を企業に強制的に適用することなども良しとしている。彼女自身も左翼に見られてもしょうがないとは認めたが、共産主義ってことはないと主張している。

さてそれで彼女がレズビアンかどうかという話に戻るが、これについてはアップデートとして下記のように私は書いた。

先日小山エミは自分は左翼系リベラルのフェミニストだと認めたが、絶対に共産主義者ではないと主張した。それはそれで別にいいのだが、その後に自分はレズビアンではないとも主張している。
わたしはリベラルでありフェミニストであるとは認めているけど、自分は左翼ですと言った覚えはないし(そう見えるかもしれないとは自覚しているけど、「自他ともに」は認めていない)、レズビアンだとも言っていない(このあたりはカカシさんには分かりにくいかもしれないけど...。

小山エミは、「自分は〜ではない」とはいうが、「自分は〜です」とは先ず言わない人なので、他から得た情報などを消化して判断するより他にない。小山エミは自分で自分のことを「クィア」といっている。「クィア」というのは普通は男性の同性愛者をさすが、最近は男性だけとは限らず同性愛者という意味で使うこともあるので、女性であるエミちゃんがクィアだと言い張れば、自然にレズビアンだと解釈するのは常識。それが違うというのなら、エミちゃんは女性ではないのか、それとも彼女が専門にしてる女性でも男性でもないインターセックスとかいう部類の人なのか、それとも男性から女性に性転換したけど今でも男性が好きなあの手のひとなのか、、はっきり言って私のような普通の人間にはクィーアーなひとたち(変態変わった人たち)の言葉使いなんて理解できない。要するにこれが彼女/彼/それ/らの人々のいう「ジェンダーフリー」(性別抜き)という意味なのかもしれない。

実は、カカシは見落としていたのだが、小山エミは自分の性別や性嗜好について前記の自己紹介にきちんと(?)書いていた。それは下記のとおり。訳はカカシ。

エミの性別は何? エミは以前この性別とかあの性別とかで自己の確定をしたり、時には性別は無しとまで言ってました。でも最近はそういうことには疲れました。一時期は「ジェンダークィアー」で説明がつきましたが、それが特に確定なしだった頃はよかったのですが、「ジェンダークィアー」と確定する人たちが使うようになったため、これにもあてはまらなくなりました。

今日、エミは特にどの性別という自己意識はありません。しかし全く無性別という性別に強く同調しているという訳でもないのです。正直な話、彼女は自己確定があること、特に性別による自己確定をするということ自体、なんか奇妙だと思うのです。彼女が自分をどう見るかは、彼女の内側にある自身というものよりも、彼女の周りの人たちとの関係ややりとりによって判断されるといったほうがいいと思います。

私は小山エミが自分が男か女かわからない、また性嗜好も何でも来いの「変態」という意味で「クィア」という言葉を使っているとはとんと気が付かなかったので、彼女は女性で同性愛者なのだからレズビアンでいいのだと勘違いしてしまったわけだ。

一般常識を常識で生きていない人にあてはめようとするのは無理があるということがここでよく分かった。かなり反省!

というわけでまとめると、小山エミさんは、左翼(ファシスト寄り)変態フェミニストである。

カカシはこの不思議な人との出会いで最近のフェミニズムの異様化についてかなり勉強させてもらった。

January 17, 2008, 現時間 11:59 PM

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