October 7, 2007

いざアラスカへ、豪華客船の旅 その1

下記は2007年の9月上旬、カカシとミスター苺が行ったアラスカ旅行の旅行記です。

我々夫婦が選んだツアーはホーランドアメリカというオランダ本社のクルーズツアーで、船名はノールダム。

日曜日にシアトルを出発してグレイシャーベイ・ジュノー・シトカ・ケチカン・ビクトリア(カナダ)を巡って次に日曜日のシアトルに帰ってくるという日程。

日曜日、シアトル出港

シアトル空港からタクシーで船着き場まで行くと、港には大きな客船が二隻停泊していた。タクシーをおりると赤帽さんがそそくさと我々の荷物に荷札をつけはじめた。自分で重たい荷物を担ぎながらの乗船に慣れているカカシはちょっと戸惑ってしまった。同じ船の旅とはいえ、軍艦と客船ではなにもかも月とスッポン。船のサイズからお酒や食べ物から客船は本当にすばらしいが、なんといっても感激するのがこのきめ細かいサービスだ。

乗船手続きをする以前からいくつか並ぶテーブルでワイン券、カクテル券、ソーダ券などが販売されており、あらかじめ前払いしておけば船の中でいちいちお金を払わなくて済むようになっている。もっとも飲みきれないほど券を買ってしまうと最後に朝からワインを飲んだりして問題なのだが、ま、その話はまた後でしょう。また、持ってくるのを忘れた乗客のために、望遠鏡や日焼け帽子などが売られていた。カカシはミスター苺に「乗る前からお金をどんどん使えるようになっているね」とささやいたほど。

さて乗船手続きをすませていざ乗船していみると、第一デックのロビーは高級ホテルそのもの。吹き抜けのロビーは三階まで続いており、真ん中にねじ曲がった不思議な形のシャンデリアがぶら下がっていた。通された船室は団体部屋の三段ベッドで寝返りもできないほど狭いベッドになれているカカシには信じられないほどゆったりとしていた。部屋のなかには冷えたシャンパンがおかれており、チョコレートにくるまった苺が備え付けてあった。

身の回りの世話をしてくれるスチュワードは皆フィリピン人で、あんまり色々やってくれるので私はなんだか悪くなってしまい、「掃除は一日一回でいいよ」と言ったのが、「仕事ですから」とすんなり断られてしまった。どうも庶民のカカシには上流社会のしきたりはあわないようだ。

最初の目的地であるアラスカのグレーシャーベイに着く火曜日までは、特に何もすることはないので、ミスター苺と私は船の中を色々歩き回って探索することにした。船は水の上に出ている部分だけで10階(デッキ)もあり、第一から第三までのデッキには図書館、ギフトショップ、ヘルススパ、メインダイニングルームなどがあり、どこの階だか忘れたがカジノまであった。水泳プールも野外と室内の両方あり、ジャクジーと呼ばれる露天風呂もプールにふたつかみっつづつ着いていた。

カクテルバーが船の至る所にあり、どこに座っていても必ずパーサーが飲み物の注文をとりにくる。食事は時間帯によって出るものが違うが、その気になれば一日中食べていることができる。部屋にいてもルームサービスもすべて最初の値段に含まれている。だから調子に乗って飲んだり食べたりしていると大変なことになる。しかし、このクルーズの乗客は平均年齢が60歳くらいで、40代のなんてのはまだまだ若い部類なので、多くの乗客はゆっくり座ったまま景色を楽しむという時間の過ごし方をしていた。

苺夫婦は最初の晩は展望の出来る最上階のバーでゆっくり過ごすことにした。いってみると広いダンスフロアのあるナイトクラブには従業員はわんさかいるのにお客が一人も来ていなかった。考えてみれば乗客のほとんどはシアトルまでそれぞれ遠いところから旅をしてきたひとたちばかりだ。我々は南カリフォルニアなのでシアトルまでの旅行時間はたったの二時間程度。しかし上記のリンクでも分かるように、日本からシアトルまで来て、そこから船に乗ってくる乗客もいるくらいで、最初の晩は皆疲労困憊だろう。乗客の年齢を考えるとナイトクラブでどんちゃん騒ぎをする体力はちょっとないのかもしれない。

ナイトクラブにつとめるフィリピン人のウエイトレスはこの晩私たちの名前を覚えて以来、一週間全く私たちの名前を忘れなかった。繰り返すが船上でのサービスは並大抵のものではない。しかし感謝の気持ちを表そうにもスチュワードやウエイトレスにチップを渡そうとしても断られてしまった。いったいチップの規則はどうなっているのだろう?

ま、いいか。まだ旅は始まったばかり。後でゆっくりフロントにでも聞くことにしよう。ミスター苺は誰もいないクラブで踊るきはしないというし、今夜は二人でゆっくりバーで飲もう。でも明日の晩は踊ろうねミスター苺。覚悟しといてね。

October 7, 2007, 現時間 5:00 PM

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