March 10, 2007

米工作員ビンラデン退治にパキスタン入国

タリバンから追い出されたアルカエダの首領オサマ・ビンラデンとその右腕アイマン・ザワヒリはパキスタンの山奥に隠れているのではないかと長いこと取りざたされていたが、ついにアメリカの秘密工作員と特別戦闘員がパキスタンに入国。ビンラデン狩に本腰をいれているようだ。

アメリカ高官によると今度の任務は明日50歳になるテロリストのリーダーへの圧力を強化し、それによって間違いを犯させるのが目的だという。ビンラデンはアフガニスタンとの国境近くに隠れていると広く信じられている。

衛星写真や交信の詳細は先週CIAのスティーブン・カペス副長官よりパキスタンの大統領に提示された。これはアメリカ諜報部にもっと協力が得られるように(パキスタン側に)圧力をかけるひとつの作戦である。

カペス氏は中東の専門家で、ムシャラフ将軍への説明会に参加するためイスラマバッドを訪れた副大統領に同伴した。氏の詳細に渡ってアルカエダがパキスタンの地で勢力を増幅している証拠を提示した。

どうやらムシャラフ大統領はこの説明に納得したようで、アメリカ諜報部並びに特別部隊の国内での工作を認めたらしい。ムシャラフにとってもアルカエダテロリストは目の上のたんこぶ。アメリカに取り除いてもらえるなら協力しない手はない。

ご存知のように、CIAは一度ビンラデンとその仲間達をアフガニスタンの山奥に追い詰め、後は突撃許可を待つのみとなったことがあった。当時の大統領クリントンは一般市民への犠牲が出ることを恐れて許可をださず、みすみす大物を取り逃がすというエピソードがあった。

タリバンはアフガニスタンでも春の総攻撃にかかっているが、追い詰められるとパキスタンに逃げ込むというパターンが繰り返されていては、いつまでたってもモグラ叩きで切がない。 この際徹底的にパキスタンのアルカエダ退治をやってもらいたいものだ。そして今度こそビンラデンとザワヒリを退治してもらいたい。

ところで、ビンラデン退治をおざなりにしてイラク戦争を始めたと批判していた民主党の連中は、もし今度こそビンラデンが退治されたらなんと言うのだろう? まさかビンラデンなど殺しても意味はないなどというのではあるまいな。(笑)

March 10, 2007, 現時間 7:37 PM

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